この件はどうか穏便に……君も分かってくれるよね?
そろそろこの暑さにも慣れてきた頃かと思われますが、皆さんいかがお過ごしでございましょうか。私はそれなりに元気です。たまに聞こえる風鈴の音が良きです。
皆さんも是非に……と、言いたいところなのですが、エアコンのある部屋の場合は、逆に夏は窓締切がデフォでしたね。残念。風流なのですけどね……。
室温は執筆時でたったの34℃です。暑い内には入りませんな。普通普通。
8月も10日になってお盆が迫っておりますが、台風10号って日本産まれなのですかね? お盆に里帰りに来るだなんて。お参りに来るのは構わないのですが、どうか大人しくして欲しいものです。各地で被害が発生しませんようにと祈るばかり。
さて、昨日は、スクウェア・エニックスに京アニ放火事件を思わせる脅迫文を送った男が逮捕されたり、愛知の中学校で火のついたたいまつを回す「トーチトワリング」の練習中に2年生の男子生徒が火傷を負い、男性教諭から暴言を吐かれていた事が分かったり、埼玉県内の税務署の50代男性職員が所得税と贈与税計約500万円を脱税したなどとして、関東信越国税局がこの職員を懲戒免職にしたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのはまたしても警察官の不祥事の話題です。このエッセイの警察官不祥事取り上げ率、高すぎィ! 偉い人はちゃんとして欲しいからね。仕方ないね。
今年(※執筆時)の5月に香川県警の男性警部補が、刑事事件で容疑者になった息子に不利となる証拠を隠し、被害者の女性に警察に被害を申告しないよう求めたとして、減給の懲戒処分を受けていた事が分かりました。
この警部補は同月に依願退職したそうです。県警は警部補の行為を「私的な行為」と認定し、懲戒処分を公表していませんでした。
県警などによると、警部補は昨年、未成年の息子が交際していた女性に暴力を振るい、更に女性のスマートフォンを盗んだ事を知ったのだとか。
警部補は息子からこのスマホを預かって隠し、その上、女性側に接触して警察への被害申告そのものをあきらめるよう求めたのだそうです。
この女性が県警に相談した事で、警部補の隠蔽工作が発覚しました。
県警は今年に入って、刑事事件の証拠品を隠したとして証拠隠滅の疑いでこの警部補を書類送検。捜査関係者によると、略式起訴されて高松簡裁が罰金の略式命令を出し、警部補は納付したそうです。
県警はこの警部補を5月23日付で3ヶ月の減給10分の1の懲戒処分にしました。
ああ~、これフィクションでよくあるアレですね。俺の父さんは事件を揉み消せるんだってヤツ。実際にそうする人がいるんだ。びっくりしますね。
警察の警部補レベルでいるんだから、大物政治家とかはやっぱり……(汗)。
警察官なら、息子が不祥事を起こしたら自分が引っ張り出さないといけない立場でしょう。子供に甘いのも困った話ですナ。証拠隠滅だけでなく、相手の女性にまで乗り込むからこうして自分の首を絞める結果となってしまった。やりすぎましたねぇ。
ま、隠滅程度ではいずれバレると思ったのでしょうけど。
この警察官にあるまじき行為がたったの減給3ヶ月。クビじゃないのですよ。どれだけ身内に甘い組織――って言うか、こう言う事をしている警察官が多いから、それだけ甘い処分なのかなと邪推もしてしまいます。
今まではそれでいいにしても、次から同様の事件が発覚したらもっと厳しい処分をお願いしたいところですね。これ以上警察の信用を落とさないためにも。
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