まだこんな研修やってたんすね……

 今日(※執筆時)の地元は勢い良く晴れていおります。ふぃ~あっつい。室温は執筆時で28.5℃。湿度が高いので汗が大変です。

 そんな訳で、こちらは梅雨になる前に夏になってしまいそうな勢いですが、皆さんは体調、大丈夫でしょうか? 東日本方面は雨模様なんでしたっけ? しっかり雨が降って水瓶に水がたまりますように。

 こっちは雨が降らないと水不足になっちゃうよー。はよ雨乞いせな!


 さて、昨日は神奈川の逃走犯が無事に捕まったり、その逃走犯をかくまっていた男もまた捕まったり、先月、世界遺産の熊野古道で海外の観光客が滑落死したのを受けて、安全対策についての話し合いが続いていたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのはブラック研修の話題です。この手の洗脳研修、まだやってるところがあったんですね。平成の負の遺産なので早く絶滅して欲しいと思います。こう言う事やってる場合じゃないですからね。


 6月23日(※執筆時)、学校法人追手門学院が2016年に開いた職員研修で、外部講師が「腐ったミカンは置いておけない」などと受講者に発言した問題で、発言は不適切だったとの認識を大学のホームページ上で示しました。


 学院は大学のHPに川原俊明理事長名の文章を掲載。研修での講師の発言について「不適切な部分があった」と記し、委託先に改善を申し入れたと発表しています。


 複数の受講者の証言などによると、学院は16年8月末、職員18人を集めて5日間の研修を開き、学院幹部らが立ち会ったそうです。

 委託先の外部講師が「腐ったミカンを置いておくわけにはいかない」「あなたが一番曇っている。よどんでいる」「負のオーラばっかりだ」「あなたは要らない」などと各受講者に向かって発言したのだとか。


 ブラック研修と言えば、参加者に圧迫面接レベルのストレスを与えて精神的に追い詰め、その後で着いてきた者を拾い上げると言うシステム。洗脳の一種ですな。

 それだけならまだいいんですけど、この手の研修って組織が邪魔だと思った人を送り込んでその人を辞めさせるためにしごきまくるってパターンもあるんですよね。

 この研修の目的がどちらにあるのかは分かりませんけど。両方かも?


 スパルタで人格改造をうたうのは戸塚ヨットスクールとかの例を挙げるまでもなく、元を辿れば軍隊教育にまで遡れるのですよね。この手法、今の時代に相応しいと言えるのでしょうか? 

 パワハラが大きな社会問題になっている昨今、着いてこれない者は容赦なく切り捨てていいって時代はとっくに過ぎ去ったと思うんですよね。


 この研修の参加者がそれなりの理由があって集められたのだとしたら、組織的には問題の多い人達ではあったのでしょう。

 ただ、そう言う人達の意識を向上させようしたのなら、今の時代に合った方法、自信をつけて伸ばす方法などを選択して欲しかったですね。

 追い出したいならわざわざブラック研修で精神を痛めつけるより、直接その理由を本人に伝えるべき。


 とにかく、こう言う風潮は終わりにして欲しいですね。圧迫面接も、ブラック経営もブラック研修も。それがどれだけの損失になっているか――。

 時代が変わるにはまだまだ時間が必要なのかも知れませんけどね。

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