2019年6月

ホームだからって安心とは限らないのね……

 今日(※執筆時)の地元は久しぶりにいい感じで晴れております。なのでお布団を干しました! お日様よろしくですよ! 室温は執筆時で26℃。ちょうどいい、ちょうどいいよっ! これ以上温度が上がらなければいいのにな……。


 さて、昨日は、川崎の死傷事件で犠牲になった子供達の通っていたカリタス小学校が予定されていた修学旅行の中止を発表したり、著作権団体の国際組織が日本政府に向けてパソコンやスマートフォンの売価にあらかじめ著作権料の上乗せを求める決議をした事を発表したり、吉野家が牛丼等を缶に詰め込んで3年間いつでも常温で食べられる非常用保存食「缶飯」を発売したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは老人ホームに入居していながら淋しい最期を迎えてしまわれた方の話題です。施設によってはこう言う事があるんですね……。


 5月22日(※執筆時)、介護付き有料老人ホーム「パーマリィ・イン明石」の個室で入居者の90代男性が倒れているのを、様子を見に行った職員が発見しました。医師の検案によると、今月の10日頃に亡くなったと推定されるそうです。


 男性は妻と約20年前にこのホームに入居。妻が約10年前に亡くなった後は、1人で暮らしていたのだとか。

 ホームにはヘルパーやスタッフが常駐していますが、男性は介護の必要がない「自立」で、介護保険サービスは使っていなかったそうです。施設のレストランではなく、自らの部屋で調理して食事を取り、週1回の室内の清掃サービスも受けていなかったのだとか。


 一方、男性は今月4日に面会した家族に体調不良を訴え、ホーム側もそれは把握していました。ただ、数日後に元気そうな様子の男性を職員が共用のロビーで見かけたため、定期的に部屋を訪れるなどの対応はとっていなかったそうです。


 市は家族から連絡を受けて、ホーム側から事情を聴取。ホームの運営体制やマニュアルに問題がなかったかを調べています。ホームの二反田幸樹支配人は「すぐに発見出来ず反省している。ご家族に申し訳ない」とコメントしています。


 担当者によると、ホームの入居一時金は約2000万円。現在、入居者は約100人で、内、介護が必要なのは約70人なのだとか。


 老人ホームなのに孤独死って……一時金2000万払ってこの最期は悲しいですね。なまじ元気でほぼ自力で何でも出来てしまえたのが仇になってしまうだなんて。色々と考えさせられてしまいます。

 とは言え、職員も手がかからないとは言え10日以上放置ってどうなのでしょう。それが普通なのでしょうか。


 年齢も90代ともなれば、いつ体調が急変してもおかしくはありません。朝は元気だったのに昼に倒れる、なんて事だってあり得るのではないでしょうか。なのでせめて毎朝様子をうかがうとか、そのくらいしてもいいんじゃないかと思うんです。

 この男性がそう言うのを嫌がったのかも知れませんけど……。


 やっぱりネットのコメントでも放置しすぎって意見が多かったですね。同じ施設でも日に2回は職員が見回るところもあるそうです。こちらの方が普通ですよね。

 今後、この施設には入居者のケアをもっとしっかりするようになって欲しいと思います。一時金2000万円に相応しいサービスを心がけて欲しいものですね。

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