新しい時代にダーイブ!

 今日(※執筆時)の地元は久しぶりに朝からいいお天気です。室温は執筆時で21.5℃。昼から気温も上昇しそう。今日は久しぶりにこの時期らしい陽気になるのかな? 天気もいいし、いい行楽日和になりそうですね。


 昨日の一番の話題と言えば新天皇陛下の即位でしょう。天皇陛下は4月30日に退位され、憲法と皇室典範特例法に基づき、皇太子徳仁なるひと様が5月1日午前0時、皇位を継承し、新しい天皇に即位されました。

 戦後生まれの初めての天皇で、憲法に規定された3人目の「象徴天皇」となります。令和時代が平成同様平和で穏やかな時代でありますように。


 さて、昨日の他の話題ですが、ドローンなどの小型無人機の飲酒操縦を禁止する航空法の改正案が近く成立する見通しだったり、奈良の吉野家に軽乗用者が突っ込んで店内で食事中だった夫婦が軽傷を負い、運転手は現場から逃げ出していたり、昭和天皇の武蔵野陵むさしのみささぎがある武蔵陵墓地の造成中の立ち入り禁止区域内で血を流して倒れている男性の遺体が発見されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは改元でハイになった迷惑な人の話題です。いかにも大阪らしい話題と言えるでしょうね。困った話です、はい。


 4月30日(※執筆時)、改元を祝おうと大阪・戎橋から道頓堀川に飛び込もうとした男性1人が、道頓堀川を運航する観光船「とんぼりリバークルーズ」に激突する事故がありました。


 事故が発生したのは20時30分頃。戎橋から道頓堀川に向かって飛び降りた男性が、とんぼりリバークルーズ船に激突しました。通常、W杯や阪神優勝など、戎橋に人が集まるような場合には、運営会社と大阪府警などが協議して営業時間を変更したり、営業を取りやめたりするほか、警察も警戒にあたるそうなのですが、事故発生時刻は改元までまだ時間があった事などから、警戒態勢には入っていなかったそうです。


 とんぼりリバークルーズの窓口を務めている一本松海運によると、男性が落下してきたのは前方甲板部。そこには偶然緩衝用のタイヤが積まれており、それがクッションになったようです。


 男性が落下してきたポイントは着岸点の近くだった事もあり、すぐに着岸した後スタッフがケアに入ったものの、男性本人が介助を断って立ち去った事から、詳しい怪我の詳細などは分かっていません。


 担当者は「船の上に人が落ちてくる事自体初めてですし、想定外です」と困惑しつつ、「今回の事故を受け、あらためて注意策を検討しなくてはならないと感じています」とコメントしています。


 大阪で記念行事と言えばいつしか道頓堀ダイブになっていました。阪神優勝の頃に話題になりましたが、それより以前からもやっていたのでしょうか? 警察も政府もみんな止めようとしているのにどうして廃れないのでしょうね。この悪しき風習は平成と共に終わって欲しいものです。


 今回のダイブはまだ改元になる前の勇み足ダイブだった訳ですが、ちょうど下を船が通ってくるタイミングで飛び降りたのは計算だったのでしょうか? これ、タイミングが悪かったら大惨事になっていた可能性すらあります。本当、そうならなくて何よりですよ。


 ニュースになっているのがこの1人だけなので、他にダイブを試みた人はきっといないのでしょうね。そうしてもうアホな事をする人が現れない事を願うばかりです。このまま道頓堀ダイブがダサいって風潮になれば止みそうな気はします。そうなって欲しいなあ。

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