えっ? 勿論ふるさと関連商品ですよ? 

 今日(※執筆時)は雨です。空も暗くてどんより。予報によれば木曜くらいまでこんな天候なのだとか。うう……。後、週の後半から寒くなるそうなのですけど、月曜なのでまだ暖かいですね。執筆時の室温は19℃です。まだひざ掛けはいらないかなぁ。寒くなるとひざ掛けは必須になりますよね。


 さて、昨日は、京都でタクシーの運転手が仕事中に突然意識を失って柱に衝突、お客さんも怪我を負ってしまったり、山口で船の接触によって断水していた周防大島が40日ぶりに復旧したり、パリのマクロン大統領に対するデモの被害が拡大化して400人以上が拘束されていたり、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのはふるさと納税の返礼品の話題です。この問題も各地で色々と話題になっていましたけど、流石にふるさと縛りだけは守ってもらいたいなと個人的には思うのですよ。


 福岡県行橋市へのふるさと納税による寄付額が返礼品にタブレット端末「iPad」を加えた事によって飛躍的に伸びているのだそうです。昨年度の約3倍に上るほどの効果を見込んでいるのだとか。


 市は好調な要因について返礼品を見直した事などを挙げています。現在の返礼品の種類は約1100件。10月末の今年度の寄付額による返礼品人気ベスト3は(1)iPad(寄付額4億4千万円)(2)アップルウォッチ(1億2千万円)(3)アップルTV(3300万円)と、行橋の特産品ではないアップル製品が独占しています。特にiPadは2カ月ほどでトップに躍り出ました。


 返礼品については、総務省が「寄付額の3割以下」「地場産品」を自治体に求めています。豪華返礼品を見直す自治体もあり、佐賀県みやき町は8月にiPadなどを取り下げました。

 行橋市では3割以下は守ってきましたが、地場産品の見直しは保留しています。


 田中純市長は「我々は市内の企業や個人が業として扱っている物は地場産品と言うくくりでやってきた。ルールが明確化されたら、それに従う」とコメント。上位を占めたアップル製品は市内業者が取り扱っているのだとか。


 ふるさと納税と言えば、つい最近でも三重の鳥羽市で真珠を返礼品から外したら納税率が一気に下がったと言う話題もありましたね。財政の厳しいところは魅力的な返礼品で少しでも納税してもらおうと躍起になっています。ふるさと納税をする人の多くは返礼品目当てなので、それに魅力がなければいけません。


 とは言え、せめて返礼品は地元で「製造している」ものに限定しませんか? 地元で取り扱っていればいいなら本当に何でもありじゃあないですか。そんなの人気商品をお礼にするって言えばみんなこぞって納税してくれますよ。

 でも、それは良くないでしょ。「ふるさと」納税なのですから。これちょっとした法の抜け道的なやつですよね。こう言うのはダメって明文化して欲しいと思います。


 ふるさと納税って、本来は地元を離れた人に地元を応援してもらいたい的な理由で始まったと思うんですよ。そこに欲が絡むと、どうしても最初の理念から外れていってしまいますね。本当に残念に思います。

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