はい反則ー! あなたの負けですっ!

 今日(※執筆時)もいい天気ですね(そーですね!)。昨日は昼過ぎからぐずついた天候で、夕方には雨まで降ったのもあって夕方室温バーストは発生しませんでした。

 ただ、今日は終始いい天気っぽいのでかなりの気温上昇が予想されます。もう暑くても26℃くらいで落ち着いて欲しいよ~。


 さて、昨日はツイッターで自殺願望をほのめかせた少女を誘拐したとして千葉県警が同じ自殺願望者だった実行犯を逮捕したり、埼玉で祖父母を手にかけて祖父を死亡させ、祖母にも重症を負わせた中学3年生の孫の少年が逮捕されたり、群馬で石灯籠に乗って遊んでいた中学1年生の男子が灯籠から飛び降りた直後に倒れかかってきた灯籠の下敷きになって死亡してしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのはかなり珍しいニュースです。私は初めて目にしました。スポーツの世界での反則負けはよく目にしますけど、まさか盤上の戦いでそんな事が起こるだなんて――。


 10月18日(※執筆時)、大阪市福島区の関西将棋会館で指された将棋の名人戦B級1組順位戦で、菅井竜也七段(26)=前王位=が相手の駒を飛び越える形で角を動かし、反則負けとなりました。

 B級1組は実力トップ10の棋士が名人挑戦権を争うA級に次ぐクラスで、大舞台での反則負けは異例な事なのだそうです。


 菅井七段は終盤の109手目で、7九の角を▲4六角と指しました。

 ですが、その間に相手の「と金」があり、この駒を飛び越えて4六に移動する事は出来ないルールになっています。この結果、対戦相手の橋本崇載たかのり八段(35)に勝ちを献上する形となってしまいました。


 私、将棋のルールを全く知らないんですけど、将棋関係のニュースはそれなりに目にしてきたつもりです。そこで反則負けって言う言葉を目にしたのはこのニュースが初めてでした。将棋に反則負けがある事自体初耳でしたよ。


 アマチュアの世界ならそう言う反則負けって言うのも、もしかしたら珍しくない話なのかも知れません。高齢者施設での将棋では日常茶飯事だって言う話もネットコメントにはありましたし。

 ですが、将棋界の頂点に君臨するプロが大事な試合でそう言うポカをやらかしてしまうだなんて……一体どうしてしまったのでしょうね。


 将棋の勝負は相手の手の読み合いとなりますし、あまりに集中し過ぎて反則に気付かなかったのかも知れません。何れにせよ不名誉な負けになってしまい、残念ですね。


 ネットコメントによると、この試合で勝った橋本8段も、かつては「二歩」と言う反則負けをして界隈では名前が知れ渡っていたのだとか。うーん、何とも不思議な巡り合わせですね。

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