このおたまがね、ちょーどいいんですよ、ちょーど

 今日(※執筆時)もいいお天気です。また暑くなりますなぁ。梅雨も明けたので窓にすだれを取り付けて麦茶も作ったんです。一年ぶりの麦茶はやっぱり美味しかった。やっぱ夏は麦茶ですなぁ。ごくごくん。ぷはあ。


 雨が止んで水害の話も落ち着いたと思ったら、昨日広島の榎川が氾濫とたと言うニュースが入ってきてびっくりしました。時間差でそう言う事も起こってしまうんですね。ネット記事に写真があったのですが、水は一気に流れ出て辺りが泥水の茶色に染まっていました。全く、油断が出来ませんね。早く復旧しますように。


 さて、昨日は、タイの洞窟閉じ込められ事件で全員無事に救出が完了した事が発表されたり、大分でパトカーが一方通行を逆走して反則切符を切られていたり、フジテレビがミスターサンデーで岡山の工場爆発の映像として全く別の事故の映像を使用していたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのはコツコツと地味に会社の売上金を着服していた男の話題です。その手口の斬新さに私はつい注目してしまいました。


 7月10日(※執筆時)、営業所内の精算機に入れた路線バスの売上金を調理用のおたまですくい取る手口で盗んだとして、川崎鶴見臨港バスは鶴見営業所の副所長(59)を懲戒解雇処分にしました。

 被害は8年4カ月で約5400万円に上ると言い、同社は窃盗の疑いで神奈川県警鶴見署に被害届を出したそうです。


 同社によると、副所長は当直勤務の際、戻ってきたバスの運転手が運賃箱を硬貨精算機にセットしたのを確認。運転手がいなくなった隙に、精算機の点検口からおたまを入れて硬貨を取り出していたのだとか。


 車内運賃箱のデータと精算後の金額が合わない事が多発したため、防犯カメラを設置したところ、副所長が硬貨を盗む姿が映っていたそうです。副所長は「2010年2月からやっていた。貴金属の購入や旅行代金に充てていた」と事実を認めました。


 盗んだ金をためる専用の銀行口座も作っており、毎回入金していたため被害金額がすぐに判明したのだとか。


 同社経営管理部は「全営業所の精算室の入退室と鍵の管理の徹底を行い、点検口のない精算機への更新を急ぎ行う」とコメントしています。 


 おたまですくっておたまですくって、積もり積もって5400万! これはこれですごい話ですな。専用の通帳を作った管理していたりと、コツコツと真面目な性分なのでしょう。

 それにしても、副所長と言う立場ならカメラの設置も知っていたのでは? 知っていて犯行を繰り返してしまったのなら間抜けですナ。もうその行為が体に染み付いてしまっていたのでしょう。おかげですぐに原因が分かって何よりです。


 せっかく副所長にまで出世したのに残念な話です。おたまでの犯行を思いついた時はきっとすごく目を輝かせていた事でしょうね。全く業務に関係のないおたまを持ち歩いていた事に他の職員は誰も疑問を抱かなかったのでしょうか? うまい事そこは隠し通してのでしょうけど。しっかり反省して欲しいと思います。

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