スキマニュース日記

ええ、興味があったんです……それだけですってば！

　今日(※執筆時)も地元は晴れ渡ったいいお天気です。私は夏用に買ったパジャマが失敗したので新しいのを買おうか検討中。何で半袖のパジャマのズボンの通気性がこんなに悪いんだ……しっかり確かめれば良かった（反省）。

　大雨災害被害、雨が止んでしばらく経ってもまだ続いていますね。広島では昨日になって溜池が決壊したり、岐阜では刀匠の倉庫で保管していた廃刀４０本が流されてまだ２０本が見つかってなかったり、地元でも土砂崩れで通行止めになった道路の復旧作業が進んでいません。この陸の孤島状態、早く解消されるといいな。

　さて、昨日は、キヤノン関連会社の元社員５人が８.５億円を騙し取ったとして詐欺容疑で逮捕されたり、岡山で被災したコンビニのＡＴＭを壊して現金を盗もうとした男達３人が逮捕されたり、東京で自分の子供を虐待死させた父親が大麻も所持していた事が発覚したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのはやばい物にばかり興味を持って、それが暴走してしまった元新聞配達のアルバイターの話題です。興味を持つだけなら良かったんだよ、興味を持つだけだったなら……。

　７月１１日(※執筆時)警視庁組織犯罪対策５課は拳銃を所持したなどとして、住所不定、元朝日新聞販売所アルバイト、船木俊輔（３７）と指定暴力団住吉会系組員、赤池浩（４１）の２容疑者を銃刀法違反（加重所持）容疑などで逮捕したと発表しました。

　船木容疑者の逮捕容疑は６月５日、東京都大田区池上４の路上で、自動式拳銃１丁と実弾１１発を所持したと言うもの。逮捕は６月２５日。「拳銃に興味があった」と容疑を認めているそうです。

　同課によると、同庁池上署員が５日、駐車場にいた船木容疑者を職務質問したところ、所持品の中から拳銃や乾燥大麻が見つかり、大麻取締法違反（所持）容疑で現行犯逮捕したそうです。その後の捜査で赤池容疑者が１５万円で拳銃を譲り渡していた疑いが浮上しました。赤池容疑者の方は容疑を否認しています。

　朝日新聞社広報部によると、事件当時、船木容疑者は横浜市の販売店で勤務していました。同部は「取引先である販売所の元アルバイト従業員が逮捕された事を重く受け止めます」とコメントしています。

　重機や薬物に興味を持つ人は少なくないと思います。普通は関連書籍な資料を眺めて知識を深めたり、銃器ならモデルガンやエアガンを手に入れたり、サバゲーをしたり、海外で射撃体験をするのが関の山でしょう。実際に手に入れようなんて考えるのは極一部のはずです。

　薬物はともかく、ただ興味があったと言うだけで本物の銃と実弾を手に入れようと思ったりするものでしょうか？　使う目的があったと考えるのが普通です。よく職務質問で見極められましたよね。挙動不審だったのかも知れませんけど、何かが起こる前に確保出来て何よりです。

　今の時代、お金さえあれば誰でも薬物や銃器が手に入ってしまうのですね。ヤクザ屋さんとどうやって知り合ったのかは分かりませんけど、ツテさえあれば入手出来てしまう。これは怖い。銃を使った無差別殺人がいつどこで起こっても不思議じゃない時代になったようです。ま、今はまだ可能性の話ですけど。どうかそう言う未来が来ませんようにと願うばかりです。