お、あの子かわいい! 二人目の彼女にしよ!

 今日(※執筆時)も地元は何となく曇っております。何となく雨は降らないと思うのですけど、何となく布団を干すのはためらわれます。やっぱり青空がスッキリと見えてこその布団干しですよね。徐々に湿度が高くなってきて、梅雨が近付いているのだなあと感じさせてくれます。これ以上蒸し蒸ししなくていいのに……(遠い目)。


 昨日の一番のニュースと言えば、西城秀樹氏の訃報でしょうね。まだ63歳ですよ。昔ならともかく、医療、栄養状態の発達した現代において、63歳での死去は早すぎます。関連ニュースを読むと、氏は48歳の頃から病気との戦いの人生だったのだとか。そんなの私全然知りませんでした。それにしても残念であり淋しい話ですね。

 平成も終わるという昨今ですが、まるで昭和の残像が駆け込み乗車で勢いよく去ろうとしているようです。合掌。


 さて、それ以外では、京都の嵐山で竹に傷をつけて文字や絵を彫る国内外の人が多発していて問題になっていたり、2020東京五輪・パラリンピックの記念メダルの偽物を販売していた男が逮捕されたり、愛知県の中日新聞社の社員が愛知県警の資料を無断で部外者に漏洩させていたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのはあまりに身勝手な男の起こした誘拐の話題です。こう言う犯罪自体はもう何度も目にしてきて目新しさもなくなったのですが、その動機があまりにも非常識だったので取り上げる事にしました。


 5月16日(※執筆時)、愛知県警中署は高校3年の女子生徒(17)を誘拐したとして、同県岡崎市伊賀町、会社員、奥村文雄容疑者(32)を未成年者誘拐容疑で逮捕しました。「かわいかったので声をかけた。2人目の彼女にしたかった」と容疑を認めているそうです。


 逮捕容疑は10日午後0時40分頃、名古屋市東区の路上で、警察官を装って帰宅途中の女子生徒に「あなたが落とし物をしたのを見た」などと声をかけ、交際女性が住む同市中区のマンションの部屋に連れ込んだと言うもの。


 中署によると、不審に感じた生徒が無料通信アプリのLINEで父親に連絡。父親が生徒に電話し、奥村容疑者に「誰なのか」と問い詰めると、同1時5分頃に生徒を解放したのだそうです。


 2人目の彼女ってあんた……。騙してなければただのナンパなんだけど、その手口がね……。最近こう言うのが流行ってんの? 犯罪分類上は誘拐だけど……。こう言うのは別のジャンルとして別の名前で呼んで欲しい気もします。


 この容疑者は1人目の彼女はどう言う経緯で付き合う事になったのでしょう? 2人目がこんな手段なので、1人目も同じように騙したのでは? と、そう言う目で見てしまいます。まともな方法で付き合えたのなら、少なくとも2人目だって正攻法な手段を取るでしょうし。


 で、連れ込んだのがその1人目の彼女のマンションって……。彼女も了承済みだったのでしょうか……だとしたら普通じゃないですなぁ。世の中には色んな形の愛があってもいいですけど、うーん……(汗)。


 今回は嘘がバレた後にすぐに帰されて幸運だったと言っていいのかも知れません。猟奇的な犯罪に発展する流れもニュースではよく目にしますし。それと、警察官を装われてもしっかりそれを確認するような冷静さも求められますよね。突然声をかけられたら難しいのかもですけど……。


 恋愛は駆け引きだと言いますけど、多少の見栄を張って騙したり騙されたりも日常茶飯事なのでしょうけど、完全な嘘を付くのは御法度です。どうか節度を持って相手を尊重した交流をして欲しいものです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る