これも一種の有名税?

 今日(※執筆時)は雨です。天気予報の通りです。耳を澄まさなくても雨音が聞こえるくらい激しめに降っています。春の雨は弱い雨と言うのが定番ですから、そう言う意味ではもう春は終わったのかもですね。これからどんどん暑くなる。日焼けも気にしなくちゃ。あと、こまめな水分補給も。

 今は取り敢えずこの雨音を堪能したいと思います。私、雨音が好きなので。


 さて、昨日は自称アイドルプロデューサーが東京の少女を新潟まで連れ出していたり、福岡で九州大と福岡県篠栗町が一般開放している「篠栗九大の森」がSNS映えすると言う事で一般のお客さんが増えて森を荒らされて頭を悩ませていたり、和歌山沖にある京大が実験のために所有している無人島に部外者が上陸して荒らしまくっていて関係者が頭を悩ませていたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは不審者情報の内容が不適切だったと言うものです。不審者情報と言うと、最近では不信な雰囲気を持つ人が街を歩いていたと言うだけで通報されると、日に日にその情報がエスカレートしていると言う事でもよく話題に上がりますよね。


 4月23日(※執筆時)、警視庁光が丘署がわいせつ事件に関する注意喚起のメールを配信した際、不審者の特徴について「(俳優・歌手の)星野源に似た男」と記載していた事が分かりました。

 同署はこのメールを不適切な内容だったとして訂正。文章を作成した署員は「有名で売れているので、犯人検挙に繋がると思った」と話しているそうです。


 同署によると、20日午後3時頃、東京都練馬区北町の路上で中学3年の女子生徒がスカートをめくられる事件が発生。署員が生徒から聞き取った情報を基に、不審者の特徴について「黒色リュックを背負った、小柄で星野源に似た男」などと記載した文章を作成しました。


 上司が内容を確認しましたが、修正されないまま同日午後9時以降にメールを配信したのだそうです。その後、外部から「問題だ」との指摘が相次ぎ、22日午後に訂正しました。


 このメールは「メールけいしちょう」の名称で、警視庁が防犯のために事件の発生状況や防犯イベントなどについて情報の提供する内容となっており、登録した利用者に向けて配信をしているものです。


 まぁ、犯人が星野源に似ていたなら仕方ないですよね、うん。これって結構重要な情報なのでは? 実際に捕まえてみたら全然違ってたとかならアレですけど。

 大体、あの人って容姿だけを見たらゲフンゲフン。いえ、何でもありません(汗)。


 不審者情報も難しいですよね。犯人が有名人に似ていると言う情報は、その有名人のイメージにも関わってきますし。有力な手がかりのひとつにもなりえるんですけどねえ。

 もし某政治家に似ている不審者が現れてそれを不審者メールで発表しちゃったら、すぐに名誉毀損だ! 訴えるって大騒ぎし始めるに違いないですよ(更に汗)。


 警察署内で共用される外に出ない連絡なら、有名人に似ているって情報は伝わっても問題ないと思います。ただ、外に出る情報としては、本当に似ていたとしてもハッキリと分かる形で名指しで明言してしまうのはよろしくないかも知れませんね。

 例えば某ドラマの◯◯役の人っぽい人とかそうやってボカせば……ダメかなぁ?

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