この子は産まれてはいけなかったのよ……

 今日(※執筆時)もまた暖かいですね。地域によっては5月上旬の気候の場所もあるのだとか。これは服装の調整が大変。ちなみに自室の室温は22℃です。真冬の服装だと少し温すぎますねぇ。

 後、風がないので花粉症のアレルギー反応も低いです。家にガタが来ているので窓を閉めていても隙間が出来るんですよお。全く、古い家はこれだから……。


 予報を見ると明日は雨で気温は更に上昇。その次の火曜にがくんと平年並の気温に戻るみたいです。一気に10℃くらい気温が下がるようなので気を付けてくださいね。予報通りの気候になれば、の話ですが。


 さて、昨日は三重で5歳男児が列車に撥ねられて亡くなったり、東京で5歳女児が父親に殴られるなどの虐待を受けそれが原因で亡くなったり、大阪で当時8ヶ月の長男を揺さぶったりして半身麻痺にしてしまった両親が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは残念な事になってしまった赤ん坊の話題です。どうして望まない出産をした後に非情になれる人がいるのでしょうね……。


 3月3日(※執筆時)、午前6時45分頃、埼玉県戸田市戸田公園の荒川でモーターボートを操縦していた男性(69)から、「赤ん坊が浮いていて引き揚げた」と110番通報がありました。駆けつけた県警蕨署員が確認したところ、それは生後まもない男児の遺体だったそうです。


 署によると、男児の遺体は岸から十数メートルの川に浮いていたのだとか。裸でへその緒がついており、目立った外傷はなかったそうです。署は死体遺棄事件として調べています。


 産まれたばかりの赤ん坊を川に流すとか、少し神話めいていますよね。日本神話の蛭子の話を思い出します。まだへその緒が付いたままって、産まれてすぐに流したと言うか、産まれる前に産まれたら流そうと最初から計画を立てていたのかも知れません。分かりませんけど。


 命を何だと思っているのでしょう。とか、当り障りのない事を書いてお茶を濁す事も出来るのですが、この結果だけ見て何かを語るには情報がなさ過ぎますよね。色んな事情が絡まりあった末のどうしようもない選択だった可能性も否定は出来ません。

 母親は若かったのか、それとも結構な年齢だったのか……。望まない妊娠だった事だけは確実なのですが。


 子供は産んだら何とかなる、は幻想だと思います。勿論人によっては何とかなるのでしょうけど、望まない妊娠で産まれた子供に愛情を注げなくて虐待とかもよくある話ですから。


 望まない出産とは言え、普通は川には流さないですよね。自分で育てられないにしても産んだ以上は誰かに育ててもらいたいと考えるものです。それを最初から望んでいないのですから、相手の男性がよっぽど嫌な相手か相手が分からないかではないかと――。母親もまた被害者なのでしょう、多分。不倫出産の果ての結果の可能性もありますけれど。


 折角産まれたのに、産まれてすぐこんな事になった赤ん坊は本当に可哀想ですよね。どうか次産まれてくる時は暖かい愛情に溢れた夫婦の元に産まれてきますようにと願わずにはいられません。

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