お母さん、もう止めて!
寒い、寒過ぎる……。地元、秋の長雨が続いています(※執筆時)。まるで10月の最初の頃までのあの季節を間違えたかのような暑さを、本来の10月の気温にリセットするかのように。
現在は室内気温で20℃ですからね。ほんの数日前はこれが27℃とかだったと思えば……。
地元は地理的に雨が降ってもすぐに止みやすくて、一日中雨が降るってちょっと珍しいんですでけど、今回は日曜も今日もずっと降り続いて、更に明日の昼まで降り続くようです。それまで全然雨が降らなかった事を思えば、これもきっとバランスなのでしょうね。
さて、昨日は大阪で国内未承認の米国製小じわ取り機が不正に販売・リースされていた事件で販売会社幹部などが再逮捕されたり、北海道で精巧な偽の警察手帳を見せて詐欺を働いた男が逮捕されたり、福井県で軽飛行機がエンジントラブルで川に不時着、飛行機はその後水没するものの、搭乗者は全員無事に助かったりと様々なニュースがありました。
今回メインで取り上げるのは乱暴な母親の虐待のニュースです。こう言う事件の話を目にすると何とも言えない気持ちになりますね。
10月14日(※執筆時)、大阪府警は母親と長男の首を絞めたとして、殺人未遂の疑いで、大阪市東成区の無職の女(33)を逮捕しました。女は「殺すつもりはなかった」と容疑を否認しています。
逮捕容疑は10日午後、自宅で「50万円を用意しろ」と母親(63)に怒鳴って首を絞めた他、12日午前にも自宅で「お前が一番悪い」と息子(9)の首を絞め、さらに制止しようとした母親の首を絞めたとして言うもの。いずれも命に別条はなかったそうです。
女は母親と長男の3人暮らし。府警によると、長男は10日に1人で同署を訪れ、「おばあちゃんが(女に)首を絞められた」と申告。東成署は子供の前で家族に暴力を振るう「面前ドメスティックバイオレンス(DV)」などの可能性もあるとみて、児童相談所へ通告していたそうです。
クズですね(キッパリ)。一昔前はこう言う事をするのは男親が多かったのですが、こう言う行動をするのに性差はないのかも知れません。あんまり表に出なかっただけで。
DV、しかも家庭内DVって経験のある人とない人で、その人の家庭感が全然違うんですよね。DVを受けた事のない人は家族を信頼し、大切に思うのですけど、DVを受けた人は親を憎み、信頼しません。当然ですけどね。
私は温厚な家庭で育っているのでDVは受けていないんです。それもあって親を憎む人の気持ちが理屈では分かっても、感情的には理解し難いものが何処かにあります。
一番身近な愛してくれるはずの存在に憎悪を向けられると言うのは、本当に辛い事なのでしょうね。
この件で女は自分の息子と自分の母親に暴力を奮っています。3人家族なのに。きっと昔から力づくで要求を飲ませていたのでしょう。子供がいると言う事は一旦結婚して離婚したのか、それとも最初からシングルマザーだったのか。記事には書かれていませんけど、シングルマザーの可能性の方が高そうな雰囲気ですね。
この件で一番偉かったのは息子さん。お母さんがおばあちゃんをいじめているのを受けてわざわざ一人で警察に向かうだなんて。普通は中々出来ませんよ。子供にそんな辛い事をさせちゃ駄目です。やはり同じように首を絞められていたから命の危険を強く感じていたんでしょうね。
自分が苦しんでいるのを言うのではなく、おばあちゃんが虐待を受けているって申告したのも泣けてきます。きっとおばあちゃんは孫を大事にしてくれていたのでしょう。今後はおばあちゃんが大切に育ててくれると思いますけど、どうか平穏に暮らしていけますようにと願わずにはいられません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます