コントですかな?

 今日(※執筆時)の地元は雨模様です。湿気でジットリしています。気温だって29℃と結構蒸し暑い……。秋の長雨ってこの時期からでしたっけ? 気分が悪くて少しばかり体調を崩しそうです。人間の身体ってやわだなぁ。ま、これも私が鍛えていないだけなのかもですが。


 今朝のニュース関係を見る限り、大きな話題は特になさそうな雰囲気ですね。小さなそれぞれの話題が気にしている人だけに響く感じ、平和な感じでいいですね。そう言う日々がどうか続いていきますように。


 今日取り上げるのはその場面を想像したらちょっと笑えそうなニュースです。

 いや、みんな真面目なのだから笑っちゃいけないのでしょうけれど。


 9月4日(※執筆時)、宮崎県が県庁でマダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」への注意を呼びかけようと開いた記者会見中、職員が標本として持ち込んだ生きたマダニ1匹が“逃亡”し、行方が分からなくなる騒ぎがありました。

 職員や記者が捜しましたが逃走マダニは見つからず、県は記者室に殺虫スプレーを散布後、部屋全体に薬剤が行き渡るタイプの殺虫剤もまいたんだとか。


 会見は、SFTSの県内での発生報告が2013年以降で全国最多となった事を受け、秋の行楽シーズンを前にマダニにかまれない対策などを説明する為に開きました。

 この時、体長数ミリの生きたマダニと、血を吸って死んだマダニを報道陣の撮影のために白い紙の上に置いたのですが、撮影が終わった後に生きたマダニが見当たらなくなっていたとの事です。


 5日の定例記者会見で河野俊嗣知事は「県民に注意喚起をすべき県として、より徹底した安全管理が必要だった」と陳謝しました。


 何故生きたマダニを展示したのでしょうね。片一方は死んだマダニだったのだから両方死んだマダニで良かったのに。生きてりゃ動き回るし、そりゃ生き延びる為にも逃げますわな。そこまで考えが至らなかったと言うのが間抜けと言うか何と言うか。

 公務員と言っても抜けている時は本格的に抜けていますよね。これもひとつの公務員体質でしょうか。


 きっと職員達が慌てて殺虫剤を撒いている姿はシュールなものだったに違いありません。間抜けだなぁ。記事中にそのマダニの消息が書かれていないと言う事は消息不明なんですよね? 無事退治出来ていたらいいんですが、誰かの服にでも付着して生き延びて、それでもし被害が発生したらこれ県の責任ですよ。全くえらい事をしてくれたものです。


 ま、殺虫剤の準備が事前になされていたのだとしたらマダニの脱走も最初から視野に入れていたのかも知れませんが。結果だけを見ればお粗末としか言いようがありませんよね。

 きっと県職員はマダニの行動力を甘く見ていたのでしょう。その隙を突いて脱走するとはマダニの方が一枚上手でしたな。温室育ちの人間達には負けられなかったのでしょう、きっと。


 この件がただの笑い話で済みますように。それから同じ失態を宮崎以外でも何処の自治体も起こしませんように。今はそれだけを願っています。

 マダニ、怖いですもんね。意外とこれがあちこちに当たり前にいますし、みなさんもどうか油断なさりませんようにお願いします。

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