おそロシア……

 皆さんはロシアをイメージするとどう言うものが浮かびますか?

 軍関係? ウォッカ? プーチン大統領? KGB? テトリス? 熊? ツンドラ気候? 原発事故? ロシア美人? フィギアスケート? すみぺ?


 まぁ他にも色々あると思いますが、どこかおっかないイメージを持つ人も多いのではないかと思います。そこで生まれた言葉がタイトルの『おそロシア』何か有事が起こった際に冷徹に事態を処理するイメージですね。

 実施、以前ロシアで起こった大規模なテロ事件では、犯人達を現場で容赦なく射殺しておりました。そう言う事が出来るのがロシアと言う国なんですよね。


 そんなロシアでまた悲惨な事件が起きてしまいました。


 4月3日(※執筆時)、ロシア北西部サンクトペテルブルクの地下鉄車内で爆発が起き、10人が死亡。50人近くが負傷したそうです。プーチン大統領はテロの可能性を視野に捜査を進める考えを表明しています。


 国家反テロ委員会によると、爆発後、現場とは別の地下鉄駅で爆発物が発見されました。同時多発テロを狙っていた可能性もあるとの事です。


 プーチン大統領は爆発が起きた時、ベラルーシのルカシェンコ大統領と会談するため、サンクトペテルブルクに滞在していました。自身の出身地でもあるロシア第2の大都市で多くの一般市民が犠牲となる事件を許した事は、現政権にとって大きな痛手となるのかも知れません。


 ロシアは周辺国との摩擦で常にテロに見舞われているイメージがありますね。シリア問題でもロシアは深く関わっている為にかなりの人の恨みを買っていると思われます。今回のテロでもイスラム過激派と繋がりのある人物が犯行に関わってると推測する向きもあります。まだ犯行声明などは出されていないみたいですけど(※執筆時)。


 目には目を、のロシア政府なので犯人が見つかればそれ相応の制裁がなされる事でしょう。なので今頃犯人達は国外に脱出しているのかも知れません。こう言う犯罪は支援者がいるのが定番ですしね。

 ただ、少なくとも関係者は捕まえられるのでしょうし、この事件にもそれなりの落とし前はつけられると思われます。


 火種がくすぶっている以上、ロシアはこれからも安心して暮らすのは難しい感じがしますね。テロを撲滅する為に窮屈な生活を強いられる事になるのかも知れません。

 どうかこの動きが世界的なものにならない事を願うばかりです。

 今の紛争は国対国の昔の戦争の形を取らないので、逆に大きな戦争には発展しないのかも知れませんけど。


 大きな争いは起こらない代わりに常にどこかで闘いが続いている……。今はそう言う時代なのでしょう。国が能動的に戦争を起こそうとしない限りは……。

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