小6男児が飲酒運転事故

 昨日ポチポチってネットを彷徨っていたらまたすごいニュースが目に飛び込んできました。昨日あと少し更新が遅かったら昨日のニュースなショーはこの事件を取り上げていたと思います。


 今月、沖縄県で小学生と中学生の3人が乗ったバイクが転倒し、中学3年の男子生徒(15)が死亡する事故があったそうです。県警石川署は酒気帯び運転したなどとして、小学6年の男児(12)を自動車運転処罰法違反(無免許、過失運転致死傷)と道交法違反(酒気帯び運転)の非行内容で児童相談所に送致しました。


 それにしてもこのニュース、すごいインパクトがありますよね。私、第一報を目にした時は二度見しましたもん。特殊過ぎて。


 まずは事故を起こしたバイクのドライバーのその年齢、12歳の小学6年生ですよ。海外でたまにお子様が車を運転したニュースが流れてきますけど、今まで国内ニュースで目にする事はなかった気がします。

 って言うかこの事故は車じゃないですしね。小学6年生がバイクで公道を走るって海外でも聞いた事がありません――実際はあるのかも知れないですが――。年齢的に免許は取れない訳で自動的に無免許運転ですよね。


 次に運転しただけじゃなく、事故を起こしている所。ひとりで乗っていた訳ではないんですよね、報道の情報を読む限り、何と3人乗りをしていたようです。これはあかんヤツや……。周りに止める人はいなかったんでしょうか。しかもただの事故ではなく、死亡事故ですからね。スピードをかなり出していたのでしょう。


 トドメに、この運転していた小学6年生。何度も6年生を強調してしまいますが、彼、飲酒運転だったそうです。お前はいつから酒の味を知っていた?


 とまぁ、ラノベの設定で出したら盛り過ぎでリアリティがないとボツを食らいそうな程色んな要素が入り込んでいます。まさに事実は小説より奇なりを地で行っているニュースでした。


 この事故、発生したのは沖縄ですが、やはりお国柄と言うのがきっとあるんでしょうね。沖縄って温暖で気候風土も良くてみんなの~んびりしているようなイメージがあります。よく言われるのに待ち合わせの前後2時間は余裕を持たせる島時間。

 そんな感じであんまり細かい事に厳しいようなところなのではないのではないでしょうか?


 それと合わせて沖縄はどうも交通ルールのゆるい土地柄なのだそうです。そりゃ他の都道府県だってそれぞれの交通事情はありますし、エラそうな事は言えないのですが、少なくとも真面目に交通ルールを守るようなイメージはないみたいです。


 大らかで細かい事は気にしない、これ自体はとても素晴らしい事なのですが、安全関係まで大雑把な認識では事故もやむなしと言ったところでしょう。このニュースを受けて親の責任論が上がっているみたいですが、それは当然の話だと思います。


 問題は色々ありますが、飲酒した一番最年少の小学6年生に運転させたと言うのが一番の問題でしょうね。きっと大柄な子だったのでしょう。3人の関係も幼い頃から交流があったのかな?と思わせます。情報がないので想像ですが。


 田舎ってお酒に対するタブー感が薄いんですよ。何か祝い事があるとすぐに子供にお酒を飲ませようとします。普通はおちょこ一杯くらいでお酒の味を覚える程じゃないんですけどね。彼がお酒の味を知ったのはもっと別の要因なのかなぁ?


 自転車でもそうですが、二輪車の2人乗り、3人乗りは危険です。人数が増えればそれだけバランスを取るのが難しくなりますよね。彼らがお互いを信頼しきっていたのは間違いないのでしょうけど、今回の事故以前にも何度も3人乗りをしていたのかも知れません。もしかしたら全員がスリルを楽しむ性格だったのかも。

 私は怖がりなのでバイクの2人乗りでも死を意識しますよ。可能な限り後部席には乗らないようにしています。


 と、言うのも子供の頃に親のバイクに乗っていて親が下り坂で転倒しましてね。幸い怪我はなかったんですが、トラウマっぽい感じになったんです。それまでは親のバイクの後ろに乗っけてもらうの結構好きだったんですが……。


 この事故は特殊なケースだから、類似するような事故は滅多に起きない気はします。是非そうあって欲しいですね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る