”真説”少女仙機譚～晴天のヴァルリッツァー②～孤軍の章

前回までのあらすじ

この物語は『"真説"少女仙機譚～晴天のヴァルリッツァー～覚醒の章』の続編となります。

よろしければ前作をご覧ください。

ですが、サクッとここまでのあらすじを以下に用意しましたので、もしここから読み始めたいとお考えの方は、どうぞ画面をスクロールしてご覧ください。

仙機術の名門ヴァルリッツァーの分家の生まれイースフォウは、その振るわない成績からアムテリア仙機術学園の補習授業を受けることになる。

そんなある日、ヴァルリッツァーの本家の跡取りスカイラインから、半場強制的に学園主催の公開模擬戦闘での果し合いを申し込まれた。

一度はその過酷な境遇から逃げ出したイースフォウであったが、最終的にはスカイラインの勝負に真っ向から挑み、それに打ち勝つ。

その後、イースフォウは自分が逃げ出した時に親身に話に付き合ってくれた少女に再会すべく、彼女と出会ったとある公園で毎晩待ち続けていた。

そしてついにその少女と再会を果たす。しかし少女はあろうことか、イースフォウに無言で襲い掛かってきた。

少女の孤独な戦いが、幕を開けた。