企画に参加してる者です。巡回するように廻って来ました。

　まずは感想を

　ＷＥＢ小説の書き方が出来てる人だと思ったら、なろうでも更新されてたようで、なるほど、と思いました。向こうでは出来てなかったら目茶苦茶叩かれますからね……

　後、タグにも書いてありますが９０年代の匂いがしっかりしております。そのコンセプトは狙い通りに書かれてると思います。

　ここから指摘になるのですが、

　さすがに古過ぎる内容なので、あまり読んでは貰えないような気がしております。

　後、登場人物のお爺さんと孫ですが、その関係性がぶれてるように思います。話に引き込む魅力がないというのも残念ながらありますが、それ以上にお爺さんと孫ではなく、年の離れた兄弟のような関係性に見えて、お爺さんの頭が柔らかく、お爺さんの年の深みが感じられない。
　いくら命の危機に晒されたからと言って、お爺さんがあんな感じにすんなり受け入れられるとは思えず、反射的に殺したとしても思考フリーズに陥ると思われます。

　文章の書き方についてになるのかな？

　序章の最初の方に多かったのですが

　文章の中のキーワードを浮き上がらせるのに「魔法」。としてたりするところがあったと思います。
　基本「」の後ろに句点は使わないので『魔法』。にするか、『魔法』　だけで終わらせた方がいいんじゃないかな？　と思います。

　次は間違いなく直した方がいい場所です。

　この作品は一人称で作られてると思います。
　例えば、

　次に大剣を回収し、巨人を結んでいた縄を切る。そして油の染みた部分に、火付け石を何度も打ち付ける。

（映画だと確かこう……）

　祈るような気持ちで数回打ち付けて、やっと火花が出た。すると油に着火し、縄を伝って巨人目がけて火が走っていった。

　とありますが、一人称に思考してる場所と地の文を分ける必要はありません。三人称でも多用はあまり良い手法だとは思いませんので（）は使わない表現法にされる事をお勧めします。

　後、個人的に１話の文字数が多いように思います。片手間に読まれるＷＥＢ小説なので３０００～５０００文字を１話にすると読みやすいかと思います。

　良い創作活動を