第4話 愛のかたち



か~ずーまっ




ふふふ



今度は何を作ってるんですか?



またニホンの魔道具ですか?

それは何をするための?



すりんぐ?ですか?


へぇぇ

こんなもの武器になるんですね。



この先についてるのって

昨夜使ったこんどーむってやつと同じですね?


「―――――‼」



今さら何を照れてるんですか…まったく。



すごい発明だとおもいますよ?

計画的に愛し合えるだなんて。



でも私は

あなたのものはぜんぶ受けとめたいんですけどね。




ほんとはね。


この15年でも数えれるくらいしか私の中に出してくれなかったから


私のこと本気で愛せないんじゃないかとずーっと不安だったんですよ?



「―――。」



ふふ。わかっていますよ。


はい。ありがとうございます。

私も心から愛しています。



****************



――でもそうなのですよ。


あなたはたぶん無意識でしょうが、

私の中には出さないようにしてる。


わざわざ私が安全な日を選んでくれてる。




ふぅ。



やっぱり

敵いませんね。




でも



昨夜は危険な日でした…


あなたはそれをつけて私の中に出してくれましたけど、

ちょっと破れちゃいましたよね?



あれから

私の中があったかいのです。



まるで

私の中にあなたが居るようで

幸せです。




ちょっとだけ



ちょっとだけでいいですから



夢を見させて下さいね。












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