2年前の失楽園特集ロケ・君編
君+リョウイチ
収録はメンバーで一番最後。薬剤師の都合で君が先になったが、君は食べる当日の朝にちゃんと今作ってる。
東京某所 キッチンスタジオ 道具がたくさんある
君「失楽園の君でーす」
リョ「はあい、リョウイチでっす!見慣れない光景でしょうw!今回は東京某所のキッチンスタジオです!」
君「わはは!でっかいキッチンだね!」
リョ「そっすねww、んで君さんは明さんにプレゼントっすよねw嫌な予感しかしないんすど!www」
君「いやあ、俺ねー、兄ちゃんの趣味とか欲しいものが全然わかんないのさ、困っちゃってね」
リョ「ああ〜、明さんあんまわかんないっすね、ある意味星野さんよりわかんないかも、」
君「考えてもねー‥‥、兄ちゃん割とドラム一筋だし、あと‥‥」
リョ「あと?」
君「野球の話題には触れたくないし」(めっちゃ低い声)
リョ「で‥‥でしょうね‥‥」
君「でね!よく考えたら兄ちゃん食べるの凄い好きなんだ!だからなにか作ろうと思って!!」
リョ「手作りっすか〜、。でも‥‥君さん料理音痴じゃないすか」
君「む‥、だから頑張るんだよ‥!今日は唐揚げつくるよ!」
リョ「うわあ危ないこわい!」
君「レシピの材料があるか確認しよう」
リョ「そのレシピどこのですか?」
君「おふくろに教えてもらったやつ」
リョ「あ、いいっすね、すごく嬉しいやつですよ」
君「でしょー?えへへ、えーと、鶏肉、醤油、砂糖、みりん、酒、にんにくペースト、しょうがペースト、片栗粉、小麦粉、油」
リョ「はい、まあ、あるでしょうねwスタッフさんが用意してくれたんじゃないんすか?」
君「俺が全部買ってきたんだよ!ダイエーで!!」
リョ「まじっすか、ほんとダイエー好きっすねww」
君「昔からお世話になってるからね!ダイエースプレーとかダイエースプレーとか!」
リョ「ダイエースプレーwww」
(ダイエースプレーとは昔、此の手の人が髪を立てるのに絶対と言っていいほど使っていたダイエーに売ってるスプレーである)
君「えと、まず、鶏肉にフォークで穴をちょっとあけます」ブスブス
リョ「星野さんがやらなくてよかったですw」
君「麻兄さんがやるともう生贄だよねっ」ブスブス
リョ「まあ、君さんでもそこそこ狂気的ですけどねw」
君「えへへ、うちのおふくろはこんな狂気的なことしてたのかあ」
リョ「料理やるとお母さんの大変さがちょっとわかりますよね」
君「ほんとそうだよね、できた、」
リョ「貫通させてませんよね?w」
君「ちょっとって書いてるから」
リョ「さすがお母さん!!」
君「ポリ袋に穴をあけた鶏肉をいれてから、醤油、みりん、酒を鶏肉の下がちょっと浸かるくらいいれましょう」
リョ「いいお母さんっすね‥‥わかりやすい」
君「わかりやすいねー、大さじなんはいとか言われてもわからないからなー」
リョ「失楽園のみなさんで一番料理するの誰っすか?」
君「んー‥‥、今井くんかな、カレーだけ作れるんだ、好きだから覚えたんだろうね!」チョロチョロ‥‥ 醤油
リョ「星野さんとかはやらないんすか?」
君「‥‥麻兄さんはね、麻兄さんは‥‥俺が言うのもアレだけど‥‥‥‥料理音痴」チョロチョロ‥ みりん
リョ「あ‥‥全部何かしらの生贄になるんだ‥‥」
君「‥‥チョコをね、湯煎ってするでしょ‥‥、お湯に直でいれたの‥‥」
リョ「(凄い、君さんマシに見える)」
君「ねえ、このお酒ってなんでも良いのかな!」
リョ「やめて!!ww右手のバーボンを下ろして!!料理酒です!バーボンはダメです!!www(君さんはマシを撤回します)」
料理酒用意
君「へえ、これが料理酒‥‥、あ、懐かしい匂いがする!!」
リョ「実家の台所って調味料の匂いしますよね〜」
君「なんとなく嫌な匂いではないよね」チョロチョロ‥ 料理酒
リョ「下浸かってますね」
君「うん、次はにんにくペーストとしょうがペーストを親指の爪くらいの量いれます」
リョ「ちょっとしぼるくらいっす」
君「人それぞれだよねこれ、んと、いれたら15分くらい揉みましょう」
リョ「ずいぶん長いっすね!w、タイマーセットしましょうか、よいしょ、じゃあその間に油温めましょうね」
君「両手使えないよ」
リョ「もー俺が温めますよwww」
君「170~180℃くらいだって〜!」モミモミ
リョ「測りましょうー」スチャッ
君「え?それで測れるの!?」モミモミ
リョ「測れますよ、あ、温め足りないですね、言っておきますけど普通の温度計いれると壊れますからねwww」
君「専用計だ!、リョウイチくんは料理できるの?」モミモミ
リョ「あっ、はい、一応。すっげー貧乏だった時期に工夫して生き延びてましたから」
君「そうかあ、大変だったねえ‥‥、俺らね、自慢じゃないよ?、インディーズデビューしてから一年でメジャーデビューしたから苦労時代がないんだあ、調子こいてるって言われたとき腹立ったなあ」モミモミ
リョ「いや!そのあたりも当時の俺らみたいな奴らからしたらカッコイイんすよ!!彗星の如くロック界に現れて!嫉妬の塊ロボットみたいのもそりゃ出ますよね」
君「ほんと?ありがとう〜!」モミモミ
リョ「‥‥あれ、でも、記憶違いだったらすみません、半年くらい活動自粛してませんでした?」
君「あ!してたよ!1999年の6月くらいから大晦日の復活ライブの時までね!」モミモミ
リョ「えーと‥‥、理由は聞いて大丈夫っすか?」
君「大丈夫だよー、結構デビューしてから忙しかったし、世間からの見られ方?があんまり俺ら気にくわなくて‥‥えへ。それと麻兄さんのお母さんが亡くなってね、麻兄さんも倒れちゃって、活動自粛という名の休養!」モミモミ
リョ「そうだったんすか‥‥、まあ確かになんかよくわからないアイドル的な位置にいた感じはします、みなさん全員ど金髪で革ジャンなんですもんw」
君「金髪ねっ、あははっ、あれ面白いよねっ!」モミモミ
リョ「その分、復活ライブ衝撃的でした、俺行きましたもん!舞台の物凄いでかいカーテンがバーっと開いて、そしたら、星野さんと君さんと明さんが頭真っ黒に戻してて、そんで今井さんが白髪にショッキングピンク混じっててwwwwww」
君「あははっ、あれは俺らもびっくりしたの!久しぶりに会ったらあんな髪なんだもん!麻兄さんも体重戻ってて安心したんだあ」モミモミ
リョ「あのときは失楽園が新しいジャンルになりましたよ、ドキドキしました」
ピピピピ
リョ「タイマー‥‥」カチッ
君「よしっ!次だよ!!ポリ袋の中の肉が落ちないように調味料を捨てましょう!」ポタボタ
リョ「お皿にキッチンペーパーひいときますねー」
君「一応油は気にします」
リョ「油も温度安定しましたね〜」
君「んと、ポリ袋の中に片栗粉と小麦粉をいれて、鶏肉にまんべんなくかけてください、パサパサくらい」
リョ「君さんのとこそういう作り方なんすね、うちのおふくろは皿に粉出して肉押し付けてましたよ」
君「これは振るんだって!シャカシャカチキンみたいだね」シャカシャカ
リョ「シャカシャカチキンww」
君「ポリ袋を一回置いて、小麦粉をパラパラっと油に落とす」パラッ
リョ「沈んで‥‥すぐ浮き上がりました、温度計あってますね」
君「へえ‥‥沈んで浮き上がるのは170℃あたりなんだ」
リョ「温度によって沈み方も違うっすからね!」
君「あげていこ!袋から鶏肉‥‥、あ、パサパサだ、成功だあ、2回くらいはたこうか、」ポンパン
リョ「スッと入れましょう危ないっすから!!」
君「よっ‥‥、やったあまともだあ!!っ」スッ ‥‥ジューパチパチ
リョ「うわあまともな光景!!1回に3個づつあげましょう!」
君「ふっ、ほっ‥うふふ〜‥」スッスッ ジューパチパチ
リョ「菜箸どーぞ」
君「ひっくり返すの?」
リョ「‥‥まだ‥‥、まだ、大丈夫、っす、跳ねるから避難しますよ」ジー
君「もしかしてカメラさん美味しそうに撮れるの?」
「‥‥‥‥やってみます」(小声)
リョ「ww喋るんすね」
ジューパチパチ‥‥
君「あとで見せてね」
リョ「オンエアで見てくださいww」
君「自分で言うのもアレだけど凄く美味しそう」ヒックリカエス
リョ「これは美味しそう」
君「‥‥2分から3分で上げます‥‥、網のついてるお玉がいいらしいよー!」
リョ「網じゃくしじゃないっすかね、ありますよ」サッ
君「わあ凄いねこれ、よいしょ」スッパッパッ
リョ「お皿っ、全部取ったらまた三つっ!」サッ
君「そっ、そっ、そっ、」ジューパチパチ
リョ「カメラさん三つだけど撮って!美味しそう!!」
君「リョウイチくん、この唐揚げ小さいやつ、揚がったら半分こしよー!」ジューパチパチ
リョ「やった味見!!」
君「三つにも分けれるかな‥‥」カメラサンヲミナガラ
リョ「ふふwww、」
君「できた〜!!さっきの小さいのを救出!あっち」
リョ「なんで急に手づかみなんすか!w」
三つに切る
君「あっちちち、ふーふー、はいカメラさん、食べれるの?冷めたよー!」グッ
「‥‥‥‥‥‥」モグモグ
リョ「ちょっとw‥‥‥‥」
君「(´✪ω✪`)〜?」
「‥‥美味しいです」(小声)
リョ「じゃあ俺も食べよ‥‥」スッ
君「‥‥‥‥‥‥」ムグモグ
リョ「ああおふくろ〜‥‥うまい‥‥」モグモグ
君「すっげえおふくろのと同じような味する〜おいし〜!!!!保護!!食べるまで保護!お茶碗洗うよ!」
リョ「(お茶碗洗うに頭がいくのは以外〜‥‥)」
1時間後に失楽園プレゼントパーティーを行います、
の前に、今井編です。
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