薬局に住んでる。
コミュ障かは分からない今井とメンタルは弱いがあとは至って普通だと思われる箱野。
やつはやはり薬局にいた。なぜいる。
今井は棚から隠れて見つめる。やつはまだレジに並んでいない、やはりロキソニンだ、ロキソニンに毒されているのか。
今井は少しづつ近づく。不審者かお前は。
任務としてはまずMV出演が可能かどうかを聞くこと。
今井「‥‥‥‥」ソッ
箱野「‥‥‥‥?あ、お久しぶりです、今井‥さん?」
今井「‥‥‥‥‥‥久しぶり‥です」
箱野「あれ、今日はお一人ですか?‥‥なんか失楽園のみなさん薬局でよく会いますね」
今井「‥‥箱野‥さんは、薬局にいるから会いに来た」
箱野「え、会いに来てくれたんですか?ありがとうございます〜、ん‥‥、けどどうしてですか?」
今井「‥‥失楽園、新しいシングルが出るから、それのMVに出演を、願いたいと」
箱野「そうですか、じゃあ予定に追加しておきますね。いつ頃撮られるのかマネージャーに伝えておいてください」
今井「‥‥おう、‥衣装はこっちで準備するがいいか?」
箱野「僕は基本はLサイズですって衣装さんに、」
今井「‥わかり、ました‥‥‥メアド、‥‥良ければ教えて下さい」
箱野「はい、いいですよー、ちょっと待って下さいね、なら直接メール下さい、その方がはやいんで」ニコリ
メモ帳を出して書き出す
今井「‥‥‥‥」バッ
メモ帳に書く
箱野「はい、どうぞ」パッメモ帳のページを綺麗に取って渡す
今井「‥‥どうも、これ」ソッ渡す
箱野「では僕行きます、よろしくお願いします〜」
今井「‥‥‥‥‥‥あ‥‥‥‥任務遂行」
箱野さんはロキソニンを眺めていただけだった。
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