不思議な夢のアリス

Titan#

夢の企み

 あるところに小さな夢がありました。

 誰が見たのか分からないそれは本当に小さな夢でした。

 小さな夢は思いました。

『このまま 消えてゆくのは

            イ

             ヤ

              だ。

    どうすれば、人に僕を見てもらえるだろう。』

 小さな夢は考えて考えて、そしてついに思いつきました。

 人間を自分の中に迷い込ませて

                世界を

            ツクラセレバ イイト…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る