不死になりました、巨大黒猫先輩と狂女先輩のお守りが大変過ぎてしんどい
@haidoroponnpu
第1話 神殿にて目覚め
目を覚ます・・・
地面がひんやりと冷たい。
石のタイルの上に寝ていたようだった。
天井からぼんやりと日の光が差し込む・・・
広い空間・・・
かなり荒廃しているが、立派な石造りの建物・・・
こんなに大きいなんて・・・お城?どちらかというと神殿という雰囲気・・・
ここは・・・どこだ?
手を見る・・・自分の手だ・・・なんだか血色が悪いように感じた・・・
『血色が悪いと感じる?』・・・以前は良かったということか・・
以前・・・以前・・・
俺は誰だったっけ・・・あれ・・・あれ・・・思い出せない・・・
「目覚めたか・・・」
「!」
誰かが自分に話しかける。
声の方には人面が彫られた壁しかない・・・
誰だ?・・・誰もいないぞ・・・
「こっちだ・・・」
石壁の人面が喋っていた・・・
「うわあ」
驚いている?・・・これが常識的でないということなのか?・・・
「初めまして・・・名前などに意味はないが、私は『マドウ』と呼ばれている。」
声に合わせて石の口が動く・・・
「初めまして・・・俺は・・・」
・・・俺は誰だっけ?
「記憶が混乱しているのか・・・まあいい・・・お前に頼みたいことは、ひとつだ・・・」
七つの宝石を集めよ・・・
「・・・」
七つの宝石を集めるのだ・・・よいな・・・
そう話したが最後、石の人面は動かなくなった・・・
七つの宝石・・・
(え・・・それって・・・ドラゴンボ・・・う・・・頭が痛い)
俺の記憶は混乱して何も思い出せないようだった・・・
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