信じてた・・・否、信じてる

信じてた


僕に仲間と言ってくれた君達を


僕に暴力を振らなかった君達を


信じてたんだ


あの時までは


でもさ


あの時


あの殆どの生徒が下校した時間に


君達は学校の空き教室で言ってたね


「あいついらねえよな」って


「あいつは居ても居なくても一緒だよな」


「せいぜい代わりに仕事してくれる位だろ」って


苦しかったよ


痛かったよ


信じてた人からの陰口は心が痛くて、張り裂けそうだった


今は少しギクシャクしてるけど


あの陰口も


あの痛みも、苦しみも


ぜんぶ全部流して


いつかまた笑える時が来るのかな




「僕は信じ続けてるからね」

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