僕が“今”というときに行っていることは

本当に大切なこと。

だから、何年も先の“今”にもこうしていたい。

ただペンを握って

思いつくことを古いノートに書き続けていたい。

わがままなことではあろう。

投げやりな言葉であろう。

真面目に生きる人ならば

僕を見て笑うだろう。

それでも僕は書き続けていたいのだ。

“今”というときに感じられること全てを

誰かに報せたい。

誰よりも幸福と思えることも。

苦しくても生きることに欲を持つことも。

冬の朝の布団があたたかくてつい寝すごしてしまうことも?

どんなささいなことも

“今”というときのために用意されていたと知ったから。

まぶたをこじ開けてまでは起きていないけど、

眠る前には一言綴ろう。

あなたへの感謝と恋心を。

その気持ちをわかってはくれるだろうか?


親愛なる君よ

貪欲なまで生きることに欲を持ってくれ。

死を選ぶことなんてしないでくれ。

死は神が与えた終章ではないのだから。

死は私たちが見た唯一の逃げ道なのだ。

親愛なる君よ

そうは思わないだろうか?




              ~今~


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