双星
今夜 あなたは何を見てる?
私は今 双星を見ている
寄りそうように空に浮かぶ
あの双星を私は見ている
車降りてくわえた煙草
火をつけるのも忘れて
夜を見つめた
何があったんだろう?
あなたを夢に見る私は
今日もこの空に頼るしかないのか
この夜に背中押されて
あなたのもとへ急いで行くよ
たぶん私はわかっていたんだ
あなたの心 知らされる前から
だから私は空を見上げる
あの双星を私は見ている
然るべき今なんだ
いつでも思い悩む私は
今日もこの空に幻想を抱く
この夜に星を探して
あなたのことを恋い慕うんだ
「夜空の双星が2人であれ」と願ってた
だけどあの光は
夜空に滲んだ独星
車降りてくわえた煙草
火が消えたのに気づいて
私は
夜に消えた
~双星~
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます