連なる気持ち
夢から覚めた夢。
手のひらにできたマメを見つめ
自分の夢を思い返す。
君たちに埋もれて日々を生きていけたら。
連ねる文字も最近はすっかり少なくなって、
連ねたいと思える言葉も、
気持ちも、
もしかしたら
そのすべてを失ってしまったのではと
そう錯覚するほどに
何にもなくなった気がして
何か一つでも残っていて欲しい。
この生を証明する
たった一つの何かが残っていれば、
それだけで
この先も
なんだかすべてが上手くまわるような気がするんだ。
上手くまわったなら
言葉の数々も
この身の内へと戻り
また宿るだろうか?
確かなものは何一つない。
だけど最近
不確かな自信が生まれてきたよ。
それはきっと君のおかげ。
上手くまわったなら
君への言葉を
一番最初に連ねるよ。
この身に宿るすべての愛を込めて。
~連なる気持ち~
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