第2話 歌2

僕は一生懸命歌った。

歌い終わり全員が僕を見て、沈黙した。

一番に口を開いたのは店長だ

店長が「なんて歌声だ…鳥肌が立った」

父の友達も「全身鳥肌が立った」

店長が突然僕に「優也くん歌手にならないか?」

と尋ねてきた。

僕は夢が無かった。父の顔を見たら父は頷いた。

店長に僕は「なってみたい」

と答えた。

店長「わかった。優也くんちょっと待ってろよ」

すると店長はスマホで電話をかけ始めた。

店長「久々だな…」

3分程電話をした。

店長「来週タイヨウミュージックジャパンの人が来るから来週来てね。」

との事だった。

タイヨウミュージックジャパンとは一流音楽会社で有名な歌手、芸能人ばかり在籍している。

父はかなり驚いていたが僕はどれ程凄いか名前を聞いただけでは、わからなかった。

後で父より在籍している人の名前を聞き僕は驚いた。

その日はいつも通り父はライブをした。

バーより帰宅後、母に今日あった出来事を話した。

母も驚いていたが浮かない顔をして僕の話を聞いていた。

月曜日になり、またいつも通りの学校が始まった。

もう少しで小学校を卒業する為、卒業式の練習が始まった。

今週、僕にはいつもより長く感じた。


やっと土曜日を迎え夕方父とバーに向かった。

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