第百二十七話 儀式の果て
一週間後――遂に運命の時が訪れた。
王宮のとある一室で過ごしていたアリサは、大臣に呼び出され、誰もいない静かな廊下を歩いている。
実に長い一週間だったとアリサは思う。何もしない、本当にただ部屋に籠っているだけの日々は、とても退屈で、苦痛さえ覚えるほどであった。
おまけに訪問者も来ない。誰かが訪問しようとすれば、見張りの兵士が即座に追い返す声が聞こえていた。
まるで捕らわれのお姫様だ。明るい未来など待ち受けていない、本当の意味での悲劇なお姫様。
絵本だけのお話だと思っていた。まさか現実に――それも自分がなるなんて。
やはり運命は平等ではなかったのだ。何も悪いことなんてしてないのに。ただこの王都で、子供たちとともに慎ましく生きてきただけだというのに。
たまたま王家の血をひいているというだけで、この仕打ちは酷過ぎる。そう思いながらアリサは、国王や大臣から言われた言葉を思い出す。
――誇りに思うがいい。お前の命が、国の未来のために使われるのだからな。
――王家の血を引いて生まれてきたことを、存分に感謝するのだぞ!
その誇らしげな笑顔が醜かった。まるで悪魔に見えた。申し訳なさも何もなく、それが当然だと言わんばかりの態度が信じられない。狂暴な魔物のほうが百倍マシだと言えてしまうほど、あの二人が恐ろしく思えて仕方がない。
(ファナ様は、このことを知っているのかしら?)
彼女なら、もしかしたら自分を助けてくれるかもしれない。そう思ったアリサだったが、その期待は淡いモノだと悟った。
こうして当日を迎えており、儀式の部屋へ向かっているという現実こそが、立派な答えなのだと。
どうあがいてもムダだ。ならばいっそ、覚悟を決めたほうが良い。
ファナはそう思い、一歩一歩、その足跡を記憶するかのように、しっかりと踏みしめながら歩く。
時の流れがゆっくり流れているようであった。歩く速度がとても遅く感じる。
(このままずっと、儀式の場所まで着かなければいいのに……)
そう願うアリサの前で、重々しく扉が開いた。
到着してしまった。いつの間にか儀式の行われる離れの塔に来ていた。
歩く速度は普通だったのだ。時の流れがゆっくり流れているように感じたのも、全てはアリサの錯覚でしかなかった。
やはり現実は残酷だ。国のために役立てると言うのが本当ならば、もう少しぐらい夢を見させてくれたっていいじゃないか。
自然と目から涙が零れ落ちる。それを指で拭い取ったその時、国王がアリサに話しかけた。
「ではアリサよ。魔法陣の上に移動するのだ。余計なことをしないようにな」
その声は、とても淡々としていた。国王と大臣の、まるで単なる『モノ』としてしか見ていないような視線に、アリサは心が急激に冷えていく気がした。
魔法陣の中央へと移動していくと同時に、アリサの顔から表情が消える。それを気に留める者は、もはや誰もいない。
魔法陣の周りには、ローブを身に纏った人物が数人ほど、魔法陣を囲うように並んでいる。
果たしてこの者たちはどんな気持ちでいるのか。しかし今のアリサにとっては、もはやどうでもいいことであった。
この場にいる時点で、待ち受ける未来は決まっているも同然なのだから。
「大臣よ。儀式の準備の最終確認を急げ」
「はっ」
そんな国王と大臣のやり取りを聞きながら、アリサは徐々に、体から何かが消えていく感触を味わうのだった。
◇ ◇ ◇
王宮の地下牢は、奇妙な空気に包まれていた。
見張りを務めている兵士は、とある牢屋をチラチラと見ながら、落ち着けないと言わんばかりに狭い通路を歩き回っている。
兵士は鎧を身に付けているため、歩けば当然ガチャガチャと音が鳴る。そしてその音が牢屋の中にいる者たちに聞こえてしまうのも、また当然のことであった。
「そんなにソワソワしなくても良いじゃねぇか」
男の声が聞こえた瞬間、見張りの兵士はビクッとしてしまう。
「お前は俺たちを見張る役目なんだろ? だったら遠慮はいらねぇ。ビシッと厳しい表情で睨みつけるように立ってりゃいいんだよ」
「し、しかし……流石にこの状況で落ち着けと言うのは……」
兵士は戸惑いながら、四つの牢屋を見比べ、そして悔しそうに目を閉じながら呟くように言った。
「ネルソン団長、エステル様、そしてリック王子にファナ王女。たとえ国王の命令とはいえ、アナタ方を牢に入れたことは、本当に申し訳なく思っております」
兵士は目を閉じながら、握り締めた拳を震わせる。
「そもそも理由がハッキリしていないのもおかしい話です。この事態を納得していない者も多く、なんとか国王を説得しようと、動いてはいるのですが……」
「肝心の国王も大臣も見つからない……ということですね?」
エステルの問いかけに、兵士は若干の驚きを見せつつ、軽く頷いた。その反応を見たネルソンも、やっぱりなと言わんばかりに小さなため息をつく。
「まぁ、こうなっちまった以上、焦ってもしょうがねぇわな」
「お言葉ですが、そんなのんびりしている場合では……」
慌てながら言う兵士に対し、ネルソンは壁にもたれ、手を頭の後ろで組みながら天井を見上げる。
「って言われてもなぁ……実際、国王に歯向かったことは確かだからよ」
「牢屋がお似合いな愚か者ってところですかね」
エステルがそう言うと、二つの牢屋から噴き出す声が聞こえてきた。
「ハハッ! それは言えてるな」
「えぇ、全くもって、返す言葉もございませんわね。フフッ♪」
リックとファナの声は明るかった。完全に開き直ってるなと思いながら、ネルソンは自分たちがこうなった経緯を思い出す。
(事の始まりは……国王が異世界召喚儀式をやるって言い出したことだったな)
まさに寝耳に水もいいところであった。当然四人は納得できず、バカな考えは止めるよう進言したが、当然の如く聞き入れてもらえなかった。
特にエステルの怒りは凄まじいを通り越していた。
当然と言えば当然である。何故なら異世界召喚儀式には、魔導師の魔力が大量に必要となるのだから。それも生け贄同然に。
部下をみすみす死なせるわけにはいかないと、エステルは国王の目の前で魔法を使おうとした。ネルソンは驚いたが、止めることはしなかった。もしエステルがそうしていなかったら、きっと自分が暴れ出していたに違いないと思ったから。
しかし、エステルの魔法は、発動直前でかき消されてしまった。
魔法を封じ込める特性の魔法具が使用されたのだ。
使用したのはエステルの部下の魔導師たち。そしてその魔法具は、なんとエステルが開発した傑作品であった。
更に、純粋に動きを封じる魔法具も併せて発動されてしまい、四人は成す術もなく捕らえられてしまい、国王の命令により、地下牢へ入れられたのだった。
エステルはショックを隠しきれていなかった。
賊を捕らえるために作った魔法具が、まさか作った自分に使われるなんて、と。
(まぁ、もしかしたらではあるが、あの魔導師たちは、エステルを助けたかったんじゃねぇかと思うんだよな)
ネルソンは運ばれる際、チラッと魔法具を使用した魔導師たちの顔を盗み見た。その顔は確かに安心したように笑っていた。あとは自分たちに任せろと、そんな強い目を見せていた。
(エステルのヤツも、良い部下を持ったもんだよな。上司を巻き込みたくないという気持ちをあそこまで出せるってのは、そうそういるもんじゃねぇぞ)
果たして自分の騎士団はどうだろうか。自分たちの身を挺して、団長である自分を守ってくれるだろうか。
絶対にそんなことはさせたくないと思う一方、嬉しく思う気持ちもある。なんとも複雑だと思いつつ、ネルソンはため息交じりに声を出す。
「まぁ、とりあえずよ……異世界召喚儀式は、もう止められそうにねぇよな」
「でしょうねぇ。この牢屋の中じゃ、僕の魔法も使えませんから」
エステルはけだるそうに言いながら、壁に向かって魔法を放とうと試みる。しかしそれは、瞬く間に魔力ごとかき消されてしまうのだった。
全ての牢屋に魔力結界が仕込まれており、その結界を開発したのは、他ならぬエステルである。とどのつまり、自分が作り出した魔法によって、囚われの身となってしまっているということなのだ。
もはやエステルにはどうにもできない。そしてそんなエステルを、誰も攻めることさえできない。流石に誰も、この展開は予想することはできなかった。
そして勿論、牢屋へ入れられる際に、武器もしっかりと没収されている。脱出するには、普通にカギを開けて出るしかない。
ちなみに誰が牢屋のカギを持っているかというと――
「儀式を執り行っている張本人以外、誰もカギを持ってねぇんだよな」
「それだけ国王も、用心深くなっているということでしょう。今日というこの日のために、随分と動き回っていたようですからね」
ネルソンとエステルはため息をついた。そしてリックもまた、壁を背にして座っていた状態から、そのまま地面に寝転がる。
「恐らく事が終わるまで、私たちはこのままだろう。ならばちょうど良い機会だ。少しばかり休息を取らせてもらうとしよう」
そんなリックの言葉を聞いたファナは、ほんの少しだけ顔をひきつらせた。
「……お兄様も案外図太いですのね。こんなところでくつろぐなんて……」
「くつろぎたくもなる。最近何かと気を張り詰めてたもんでな」
それからなんとなく会話が止まり、数分が経過した。
風の音や鳥の鳴き声、そして兵士らしき声が遠くから聞こえてくるが、いずれも特に何の変哲もない、それこそいつもの日常的なモノでしかなかった。
とてもこれから大掛かりな儀式が行われるとは思えない。そして自分たちがこうして投獄されているという事実も、この静けさの中では不自然極まりないと、四人が四人して、心から思っていることであった。
「私……今でも信じられないんです」
ふとファナが、呟くように切り出した。
「まさか、妹がいただなんて……」
その声は若干震えており、泣いているようにも聞こえた。それだけ感情が複雑に入り混じっていることが読み取れる。
無理もない話だ。突然、母親違いの妹がいると教えられてしまっては。
これがどこぞの貴族であったり、昔からの付き合いで、国王が密かに認知していたのであれば、まだそれなりに納得もできた。王族ともなれば、妾の子がいることは珍しい話ではない。むしろ跡継ぎや王家の血を絶やさないことを考えれば、妾を用意することが望ましいという声もあるくらいだ。
しかし、今回の事情は明らかに違う。血縁上、父親である国王ですら、つい最近まで全く知らなかった女の子。特にファナからすれば、定期的に顔を出していた施設の年長者に値する、しっかり者の女の子。
アリサという女の子が、実は母親違いの妹だった。特にファナは仲良くしていたこともあって、そのショックはとても大きいモノであった。
「私……自分でも疑問に思っていたんです。どうしてあの施設を、ずっと気にかけていたのかなって。もしかしたら……」
ファナは目に涙を浮かばせ、そして空を仰いだ。
「神様が、妹と引き合わせてくれていたのかもしれません。もっと……もっと早く気づいてあげたかった……助けてあげたかった」
すすり泣くファナの声が、地下牢に響く。自然とリックも、そしてネルソンとエステルも、ずっと黙って地上へ通ずる入り口に座っていた見張りの兵士も、悲痛な表情を浮かべる。
アリサは儀式の媒体となった。もはや命は助からない。それが分かるあまり、後悔の波が押し寄せてくる。
ああすればよかった、こうしておけばよかった。そんなもしもの考えが、次から次へと浮かんでは消えていき、そしてそれは、再び涙を生み出す。
「事が終わったら、墓でも作ってやらねぇとな」
ネルソンの呟きに、エステルとリックも、閉じていた目を開いた。
「えぇ。流石に表立ってはできませんが、こっそり作れば問題もありませんよ」
「そうだな。私も彼女の兄として、形だけでも残してやらねばな。それに、施設の子供たちのことも考えてやらなければ……」
リックがそう言った瞬間、ネルソンはあることを思い出した。
「子供たちっていやぁ、例の魔物使いの小僧に、こないだ会ったわ」
「マキト君たちにですか?」
涙を拭きながらファナが問いかけると、ネルソンは壁にもたれていた体を、少しだけ起こした。
「あいにく、街門でチラッと話しただけですがね。なんてゆーか……」
ネルソンは脳裏に、自分のことを見上げてくるマキトの姿を思い出す。
「不思議な目をしてたんですわ。上手くは言えないんですが……魔物に懐かれやすいとか、そんなのだけじゃないみたいな……」
「分かる気がします。私も先日お会いした際、同じようなことを感じました」
ファナは呟きながら、一緒に施設へ行った時のことを思い出す。
あそこまで魔物たちが懐く姿を見るのは初めてだった。どうしたらそこまで魔物を懐かせることが出来るのか、疑問に思えて仕方がなかった。
マキト曰く、一緒に旅をしていればこんな感じになるとのことだったが、果たしてそうだろうかと、ファナはますます疑問が残る。
何か類い稀なるモノを秘めているのか。それとも純粋に、魔物使いを突き詰めた者だけが辿り着ける領域なのか。
あるいはマキトに限り、その両方を持っているのか。
いずれにしても、ファナの中で、魔物使いに対する考えが改められたことは確かであった。
「魔物使いにも可能性はある。私は改めて、そう広げていきたいと思っています」
そう宣言するファナの声は、いつの間にか落ち着きを取り戻していた。
◇ ◇ ◇
「ではこれより、異世界召喚儀式を執り行う!」
王が宣言すると同時に、魔導師たちが魔力を発動させ、それが描かれた魔法陣をボンヤリと光らせる。
魔法陣の中央に横たわっているアリサの体も、魔力に共鳴するかのように淡く光り出しており、やがてその体は、ほんの少しずつ浮かび上がってきていた。
体がどんどん熱くなる。意識がみるみる遠のいてくる。
そんな中、自然とアリサは、これまでの人生の記憶を蘇らせていた。
幼い頃から施設で育ち、やがて年長者となって、小さな子供の面倒を見る。そんな時間が駆け抜けるように流れていく。ボンヤリとした映像で、子供たちの声すら聞こえてこない回想に、アリサは脳内の光景すらも真っ暗とさせていく。
しかし――光が差し込んだ。
真っ白な逆光の中、妖精、スライム、その他見たことがない魔物たちが、振り返りながら楽しそうな笑顔を向けてきている。そしてその奥からは、頭にバンダナを巻いた一人の少年、そして不思議な格好をした少女の姿が。
アリサは目を見開きながら叫んだ。
(どうして……)
マキトたちがこんなところにいるのかと叫んだ――つもりだった。どんなに口を開けても、声は出なかった。
アリサはそれが、すぐに幻であることを悟る。もしかしたら夢でも見ているのかもしれないと思いつつ、目の前に広がる光景に身を委ねる。
施設の中庭で、子供たちと混ざって一緒に遊んでいた。まるでずっと昔から、そうしてきていたかのように。
まるで楽園だった。とても明るくて、暖かくて、賑やかで楽しくて、いつまでもここにいたいと願いたくなる。ずっと終わらなければいいのにと、そう思いたくなってくる。
――おねーちゃん、ないてるの?
誰かにそう言われた。アリサは自分の頬を伝う何かに気づいた。
涙だった。自分は泣いていた。どうして泣いていたのか。こんなに明るくて楽しい場所だというのに。
泣く必要なんてどこにもないハズなのに――どうして涙が止まらないのか。
目の前がぼやけてくる。段々と皆の姿が真っ白になってくる。それが一体何を意味しているのか、アリサは無意識のうちに理解していた。
消えようとしているのだ。周りではなく、自分が。
命の灯が尽きるとかではない。本当に存在そのものが消え去ろうとしている。それが分かった瞬間、恐ろしいほどの恐怖心がアリサに襲い掛かってきた。
(嫌だ……嫌だよこんなの……)
どうしてこんなところで死ななければならないのか。もっとやりたいことがあったのに。もっとワガママを言いたかったのに。
長いこと封印してきた気持ちが、ここに来て派手に決壊した。
そんなアリサの気持ちが、注ぎ込まれる魔力にも反応する。淡い緑色から、危険を示すかのような赤色へと変色していく。
その様子に、国王と大臣は表情を強張らせる。
「国王、これは……」
「もっと媒体に魔力を注ぎ込め。限界まで注ぎ込むのだ!」
「そ、そうだ! 国王のおっしゃるとおり、遠慮することはないぞ!」
国王と大臣の言葉は、アリサの耳にも届いていた。後悔と悲しみの中に、確かな怒りが湧いてくる。
何を勝手なことを言っているんだ。自分はまだ生きているんだ。
自然と両手の拳をギュッと力強く握っていたアリサは、心の中で叫ぶ。
(もう、潰れてしまえば良い……国王も王宮も、全部潰れちゃえばいいのに!!)
その瞬間――溢れんばかりの魔力が、真っ赤に染まった。
魔力は完全に制御を失っており、ただひたすら膨れ上がるばかり。既に魔導師たち全員の意識もなく、もはや魔力を吐き出す置物でしかなくなっていた。
正常さを保っていないどころではない。まるで魔力そのものに意識が宿り、この場を滅ぼそうとしているかのようだ。
儀式の場で動けるのは、国王と大臣の二人だけ。故に二人は、さっさとこの場から逃げ出そうとしていたのだが――
「大臣! このワシを置いて逃げようとするとは何事だ!」
「逃げるのではありません。避難するのです!」
「バカモノ! お前にはこの場に残り、儀式を最後まで見届けるという重要な役目があることを忘れたか!」
「そんな命令など受けた覚えはありません!」
「ならば今、この場で命令する。ワシは避難するからお前は残れ!」
「嫌であります! 国王こそ最後まで残り、儀式を見守っておくべきですぞ!」
「このワシの命令に逆らうつもりか! 大体ワシに何かあれば、このシュトル王国はどうなると思っておる!?」
「リック王子がいらっしゃいます。そして私がその補佐に回りさえすれば、何事もなく王国は存続して……」
「勝手なことをいうな! お前は大臣失格だ!」
「その言葉、そっくりそのまま返させていただきます。アナタは国王失格です!」
「キサマああぁぁーーーっ!!」
言い争いを続ける国王と大臣は、とうとう取っ組み合いを始めてしまう。もはや危険な状況であることを、完全に忘れているとしか思えない。
そして――
膨れ上がった魔力が、音もなく解き放たれた。
儀式の間が真っ赤に包み込まれたことに、国王と大臣は気づく間もなかった。
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