黒薔薇
愛しい…。
君は綺麗だ。どんな花よりも。
硝子の様にすぐに壊れてしまいそうで
近付けない。
泣いた君も好きだよ?と云ったら怒られるだろうか。
……笑顔が一番好きだよ。と付け足しておこうか。
笑ってる君が好き、泣いてる君も好き。
やっぱり可愛いよ。
嗚呼、駄目だね。
言葉の安売りにしか聞こえない
偽りなんか入っちゃいないんだ
泣かないで?
綺麗な君を閉じ込めたくなるだろう?
僕だけを見て欲しくて…想って欲しくて
そうそう…黒薔薇の花言葉は
貴方はあくまで僕のものってね
あぁ…嘘だよ?
閉じ込めようなんて思っていない
僕の事なんて想わなくて良いから
鳥籠の中のお姫様ってのも悪くは無いけど
自由な君が好き。
鎖に縛られてると思い込んでる君が好き。
僕だけが特別だと思いたい
君には大切な人が沢山いるのにね
それを壊してまで見てほしいって思うのは馬鹿げてる?
好きだよ?怒ってても。
最後に…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます