統合失調症の患者が考えることのサンプル

木島別弥(旧:へげぞぞ)

第1話 記憶喪失した男の組織体験の年表

  記憶喪失した男の組織体験の年表

1977年10月1日:誕生。

正常

2001年3月:OLの毒殺を疑う。

2002年8月:どこからともなく声を聞く。

異常

2002年11月:電車に乗っている人がみんなおれを待ち伏せていたと思う。どこからともなく聞こえる声(幻聴)が始まる。

2002年12月:警察に目に見えない攻撃できる機械があるかを聞き、ないといわれる。

2003年2月:大学の講堂に連れて行かれ、神経を攻撃される。アンケートをする。

2003年3月:天皇の振りまきとして、学校洗脳を体験する。

2003年4月:会社を幻聴に耐えられなくなり、退社。

2003年5月:何者かが訪れて連れ去っていくことはつづいている。裏科学に飛ぶ。

2003年8月:何百人の人が自宅に押し寄せる。一週間くらい人が訪れつづける。

2004年5月:9月まで何事もなかったと日記に書いてある。

2004年10月:殺人趣味に会ったあと、ヤクザ襲撃をする。

2004年12月:どこからともなく聞こえる声(幻聴)が自然と止まる。

正常

2005年2月:世界をおれが征圧する。とてつもない高みに登りつめる。

2005年5月:裏科学へ飛ぶ。機密の中でおれが仕掛けたとおりに世界が動く。

2005年6月:二週間、世界を支配する。

2005年8月:再就職。

2005年12月:組織が職場に襲ってくる。神経の機能を落とされる。仕事のミスが増える。

2006年2月:退社。

2006年3月:組織がおれの仕掛けたとおりに動いている。働いた報酬としてセクロスできる。

2006年5月:秋篠宮のそっくりさんに襲われ4月にタイムワープする。組織との最後の出会い。

2006年7月:自殺未遂。精神病院に入院。幻聴はいっさいなし。

2007年1月:退院。

2007年2月:13日、幻聴を聞く。組織との最後の通信。精神病院に再入院。

2007年3月:退院。

以後、何事もなく、現在に至る。学校兵隊ゲームをやっていた時の時期がない。、どこにも存在しえない。


学校兵隊ゲームには絶対に半年以上にわたり参加したのでこの年表は正確ではない。


つづき。

2007年:2ちゃんねるでコテ「記憶喪失した男」を名のる。

2008年7月:シナリオライターになる。

2008年8月:シナリオライターを首になる。

2009年3月20日:再入院。入院前に発狂書き込みを書き込む。医者に国家機密に会ったとむかしから思ってたことを伝える。

2009年?月:退院。

2010年10月:再入院。独り言を辞める決意のもと一週間しゃべらないといったら入院させられる。

2011年3月:退院。

2011年3月~:主に読書と小説の執筆をしてすごす。


2009年3月の入院時に国家機関から伝えられると思い込んでいた自分の人生の総決算は「ダチ」「(井の中の)カエル」。世界中のみんなによる世界の総決算は「みんな君が好きだった」、つまり、世界中のみんなは君主(あるいは他者)が好きだなあという意味。。


おれの人生の総決算は、四十一歳では「安心感の調整」だった。


※この年表より正確であろう年表の改訂版を書き直したが、見せることができません。

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