平成二九年二月
五日
自分が優秀か否か、なんてことを考えた方はどれくらいいるんでしょう。
自分は常々考えている口なのですが、時折自分は優秀だと錯覚するときがあります。
自分より下だ、と思う人物と相対しているとき、もしくはその人物の話をしているとき。こういう時はどのような内容であれ自分が上であり優秀であり勝者なのです。こうでもしないと立ち位置がわからなくなるなんてみじめ、そうしてその人物から遠ざかると自分は落ちこぼれていきます。
仕事というのは主張と妥協が一対一かと思いきやこんな下っ端では九分九厘頭を下げているようなもの。頑張れば認めてもらえる、というのは一定以上の結果を出したらやっと目を向けてくれるぐらいのもので、頑張った過程を評価してもらうことではない、とつい最近気づかされました。しかも相手は機械ではなく、人間であって、そこには当然好みやこだわりがあるわけで…。
それを汲んで結果を出せとはゆとりだとかさとりだとかまとめられている自分には持っていない技術を要求されている気分です。
しかしやられっぱなしではべこべこになっていくだけなので、口には出しませんが「だからおまえは結婚できないんだよ」と相手を下にしているのです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます