第34話 PKはじめました
今日は俺くらいしか、まともに予定が入っていないはずなのに、なぜか一番最後にクレアに起こされて朝食の席に着いた。
朝食を食べたら、すぐに装備を持って待ち合わせの噴水広場を目指した。
肌を刺すような風が冷たくて、毛皮の暖かさを実感しながら歩いた。
噴水広場には、すでにタクマやミサトたちが集まっている。そこでメンバーの紹介を受けた。
聖騎士のセイジュウロウは、やせ形でおじいさんに片足を突っ込んだくらいの年で、小さいのにやたら強そうな印象を受けるおっさんだった。そして聖職者の主婦っぽいミカという女の人。それと小学校高学年くらいのハナという盗賊の女の子だった。
本当にやれるのかと不安になるようなメンツである。
「こう見えて、うちのギルドで一番ランクが高いメンツだから心配しなくていいよ」
いぶかしんでいたのが顔に出てしまったのか、ミサトがフォローする。
「あら、ずいぶんハンサムな人じゃない。噂の通りなのね」
「新入りさん、よろしくね」
「ん」
最後の「ん」はセイジュウロウである。あまり人付き合いが得意ではない感じだろう。ハナはちゃんと躾された子供といった感じで、ミカが母親ではないかと思われる。顔がそっくりなので間違いないだろう。一緒に買い物にでも出たところで、飛ばされてきてしまったのだろうか。
この三人のランクが高いというのは、どういう理由なのだろうか。
俺はよろしくお願いしますと言って頭を下げた。装備から見て、それなりに堅実にやってきたことがうかがえる。ロストせずにコツコツいい装備に更新してきた感じだ。
一度でもロストしてしまえば、消耗品である装備がここまでちゃんとしたものにはならない。タクマ以外のメンツは、俺たちが売っていた高級品の熊の毛皮を身に着けている。
「それで、今日はどこでやるのかしら」
「まずは腐王の墓あたりに行ってみますか。ランク30もあれば行けるでしょう。ミサトさんは魔法抵抗の高い装備がありますよね」
「君に言われて用意したものがあるよ。と言っても、ケープと鎧、それにリングしかなくて、全部合わせても60くらいかな」
「まあ、そんなもんでもいいでしょう。砂漠の方にテレポートがある人はいますか」
「私ができますよ。どのあたりですか」
俺は大体の場所を言って、そこに一番近いところに行ってもらった。砂漠でリザードマンとスコーピオンを相手にしながら、俺たちは腐王の墓を目指した。
一時間歩いて、俺たちは腐り王の墓までやってくる。
今までクレアに集まった敵を攻撃していただけだったが、聖騎士が壁役をやるパーティーでは、自分が敵と対峙するから感じがまったく違う。
しかし回避ができる俺とミサトが敵を相手にする方が、格段に回復魔法の回数が少なくて済む。信仰が低いであろうミカのヒールでも十分に戦える。
そして盗賊は敵の背後に張り付いて戦うのだが、忍者とは比べ物にならないくらいダメージが出せる。索敵や敵数を調整するような性能では忍者に及ばないが、狩りの効率は良さそうだ。
盗賊は行動阻害まであるので、これならタクマをターゲットした敵はすべて任せてしまってもかまわないだろう。
「ここからは、セイジュウロウさんも敵のターゲットを取るのはコボルト一匹までにしてください。もし三体以上出てきたら俺がターゲットを取ります」
「聖騎士はHPが高いがね」
「でも回避は出来ないでしょう。HPで受けようとすると、騎士でも三匹くらいで即死しそうなほどダメージを受けました。魔法攻撃ですから魔法抵抗と回避のある俺の方が向いてるんです。俺ならダメージが半減されるので、フルレジストも入れればダメージはほとんどないですよ」
「なるほど、よかろう」
俺の魔法抵抗は197になっている。敵とのランク差でも回避率が変わるので、ここの敵ならもうダメージなどほとんどないはずだ。不安要素があるとすれば、今まではクレアの陰に隠れて戦っていたので、面と向かって敵と斬り合ったことがないことくらいである。
こんな大物で、取り回しのいい片手剣とラウンドシールドを持ったコボルト相手に渡り合えるのだろうか。もしかしたらブラッドソードのような重い剣は、騎士と組む魔剣士用で、ウイングソードの類が聖騎士と組むための剣なのかもしれない。
ならば大きくとも軽いソウルブレードで問題はないはずだ。最初に二匹のコボルトが出てきたので、片方をセイジュウロウに任せ、もう片方にアイスダガーを放った。
コボルトは真っすぐにこちらに向かってくる。不安は募るが、魔法抵抗の効果の他に、アーマーに付いている雪風の効果もあるし、エンフォースドッジの効果もあるのだから戦えるはずである。
コボルトの剣が伸びて、剣で防ぐこともできない魔法属性の攻撃を受ける。スキルによる攻撃なので回避もできない。しかし視界の端にはフルレジストの表示が現れてダメージはなかった。
完全抵抗の成功率は80%くらいで頭打ちになるが、今の俺はコボルトに対してそのくらいの確率になっているはずだったから当然である。
そのままコボルトのスキルによる攻撃をすべて完全抵抗し、俺はソウルブレードの力を開放することで得たヘイストの効果を乗せて斬りかかる。
HPを減らすことなくコボルトは倒せた。ランクが上がっているせいか、かなり弱く感じる。俺はなにを緊張していたのかという感じだった。
それと同時にセイジュウロウとミサトとハナがもう一匹を倒したところだった。
「ありゃ、どういうことだべや」
「なんでダメージも受けずに、力にステータスを振ってないお前がミサトさんよりも早く倒せるんだよ。おかしいだろうが」
「そりゃ武器が違うからな」
「ダメージもなしに倒すのはおかしいだろ」
「ユニークボスのドラゴンが落とした装備だぜ。ただでさえ、ユニークボスの落とす装備なんてふざけた性能してるんだ。それがドラゴンともなればこんなもんだろ。それに、もともと魔法攻撃なんか滅多に食らわないしな」
みんな揃って呆けたような顔をしている。タクマまで信じられないものを見るような目で俺のことを見ていた。こいつは今まで、俺の話をどんなつもりで聞いていたのだろうか。
「今まで俺の話を聞いてるときに、気絶でもしてたのかよ。そのくらい理解力が足りてないぜ」
「まさか、これほどとは思わなかったよ」
「いやあ、タクマ君じゃなくとも、これは想像を超えるよ。あのドラゴンを倒した時も、どこか周りの力もあっただろうと甘く見てたかもしれない」
「あの時、俺たち以外の攻撃はドラゴンにダメージを与えていませんでしたよ。そういうバフか何かがかかってたんです」
「でもドラゴンはポケットに手を入れたまま倒したんじゃないの」
「まあな。剣を使わないほうがダメージを出せる場合もある」
「ハナは、どこでそれを聞いたの」
「友達が話してた」
いちいち騒いで時間を使うのも無駄だから、俺は先を促した。そして以前に、このダンジョンの敵に慣れるために何日も篭って練習した場所で狩りを始めた。
タクマには範囲魔法をガンガン使うように言って慣らし運転を始めてみた。
やり始めてすぐに問題が起こった。ミサトではここの敵の攻撃を受けるのは無理だったのだ。魔法抵抗が低すぎて、連続でレジストに失敗して戦闘不能に陥った。もう少しでロストするところだった。
普段から、あまり危険を犯していなかったのか、それだけで全員が大騒ぎし始める。
俺たちのギルドのメンツであれば、ロストするかしないかのギリギリになんか慣れっこで、このくらいのことでは誰も気にしない。クレアなんか一日に二度もHPバーの赤いラインが見えなくなっても笑って飯が食える。
しかしミサトたちは慣れていないから、怖がり方が尋常ではない。これで怖がってフィールド狩りをするとか言い出されては困る。
それでは効率が悪すぎて、ロストするよりも悪いくらいだ。
しかし続けるにしても盗賊がミスしたらロストもあり得るような感じではある。
これはミサトたちには早すぎる狩場だったようである。俺たちは、レアアイテムに恵まれていたからやれたところもあるだろう。それにクレアの体力全振りは魔法攻撃を受けるのに適しているし、俺も魔法攻撃ならレジストできるというアドバンテージもあった。
敵の戦い方がサキュバスに似ているから何とかなるかと思ったが、とてもランク30くらいのミサトたちがやれるような感じがしない。
もう少し相手のランクを下げて様子見したほうがいいだろう。リカから下見した時の情報を得ているので、候補はまだいくつかある。
「東の方にあるジャングルにでも行ってみますか。ここだとミスからロストもありそうですから」
「そうしてくれると助かるよ」
やけに弱気な態度でミサトが言った。
「早く出ようよ。敵が来ちゃうよ」
ハナも怖がっている様子だった。俺たちは腐王の墓から外に出る。途中で何体かコボルトがやってきたが、それは俺がターゲットを取って倒した。
俺なら二体から攻撃を受けても大したことはない。
外に出て、それでやっとみんなに落ち着きが戻って、次の計画を話せるようになった。
「ジャングルにテレポートできますか」
俺の言葉にタクマもミカも首を横に振った。
「ギルドのメンバーに行ける人がいるから、明日になれば行けるようになるよ」
「なら今日は森で適当にやればいいんじゃないのか。まずはお前に動きを見てもらって、明日に備えるくらいでいいだろ」
タクマはもう今日はやりたくないといった様子だ。確かに、まずは森で様子を見て、その後で砂漠あたりでやるのがよさそうだ。
俺自身が敵と対面していたこともあって、まだこのパーティーメンバーの戦いをちゃんと見れていない。俺は森に飛ばしてくれるように頼んだ。
飛んだ先は氷結の洞窟の近くで、ハイゴブリンやハイオークなどが出る地帯だ。いくらなんでもぬる過ぎると思うが、動きを見るだけならいいだろう。
聖騎士の加護があれば、ブリザードの魔法をレジストに失敗してもダメージは微々たるものだ。失敗しても絶対にやられないここの方がいいかもしれない。
適当に歩きながら現れた敵を倒し、個々の動きを確かめた。ミサトたちはダンジョンにも入って、ぬるい狩場だけでやってきたわけではない。それでも魔法やスキルのタイミングはお世辞にもよくできているとは言えなかった。
「ハナはもう少し魔法のタイミングを見てから飛び込まなきゃだめだ。ミカさんは少しオーバーヒールが多すぎます。セイジュウロウさんはあまり周りに流さずに、ターゲットをしっかり取る癖をつけてください。ミサトさんはフォーカスを、俺と合わせる意識を持ってください。タクマは単体攻撃魔法を知力の高い敵に使うのをやめろ。図鑑を確認してから魔法を選ぶんだ。単体攻撃はターゲットを剥がしやすい」
こんなことから教えるのは気が滅入るが、みんな素直に頷いてくれたので良しとしよう。これらは普段から当たり前のように出来てないと話にならないようなことの一部でしかない。
適当に狩りをしながら、指摘できそうなところはその場で指摘していった。
マステレポートを使えるのが二人もいるので、昼飯は王都の食堂で食べることができた。午後になると、それなりにみんなの動きも良くなってくる。
「いやあ、色々と勉強になるよ。サキュバスも、もっと効率が出せたんだろうね」
と言ったミサトの方に気を取られていたら、なにか黒い影が視界の端を通り過ぎた。攻撃を受けた旨と、犯罪者が近くにいるという警告表示が現れる。
それは近くで狩りをしていたパーティーの盗賊だった。そのパーティーの横を通り過ぎようとしたところで攻撃を受けた。
「悪い悪い。邪魔くさいところに突っ立ってるから攻撃が当たっちまったよ、へへへ」
これがコウタの言っていた、ランクが一番先行していたというパーティーだろう。狩りの邪魔になるから嫌がらせをしてきたつもりだろうか。
俺は目の前でのんびり喋っている男にソウルブレードを振り下ろした。遅れてタクマもフレイムストライクの魔法を放つ。驚いて飛び去ろうとする盗賊の男に俺のデストラクションが入った。
盗賊の男は地面に撃ち落とされて動かなくなった。
俺はミカからヒールを受けてHPを満タンに戻した。リバイバルのないパーティーでデストラクションを使うのは勇気がいる。
「謝る必要なんてあるかよ。持ち物を全部くれるなんて嬉しすぎてお礼を言いたいくらいだぜ」
「テメェ!! なにしてやがんだ!!」
「おい、ふざけんじゃねえぞ!」
俺とタクマで戦闘不能にした男のパーティーの奴らが大声で叫ぶ。その大きな声に驚いて、ミカが小さな悲鳴を上げた。
嫌がらせをどうやるのか不思議に思っていたのだが、まさか直接的に攻撃を当ててくるとは思わなかった。これじゃただのネギを背負った鴨だ。こんなことをすればペナルティータイムを科せられ、何のリスクもなく倒されることになるだけである。
俺もタクマも犯罪者システムについてはよくわかっているので、攻撃に移ることにためらいもなかった。結果、この盗賊の男は深刻なロストをすることになる。
経験値だけでなく、インベントリの中身まですべて落とすことになるだろう。そして奴隷としての労働が課せられることになる。
「まさか今のは嫌がらせのつもりだったのか。犯罪者システムも知らないで、何が悪いだよ。馬鹿じゃないのか」
「おい! そいつにそれ以上手を出すな! 手を出したらただじゃ置かねえぞ」
この場の人数差もわかっていないのか、リーダー格らしい男がそんなことを言った。
コールでも使って仲間を呼ばない限り、6対5の人数差は変わらないし、それが決定的な差になっているのだ。
「わかってないのはお前らだろ。勝手にお前らがペナルティーを科せられたんだろうが」
「おい、俺たちは全員ランク35以上だぜ。それがわかってんのかよ」
戦闘不能になって地面に倒れた盗賊の男が、そんな脅し文句を口にする。
「それがどうしたんだ」
俺はソウルブレードを振り下ろし、盗賊の男を光の粒子に変える。男は袋を一つその場に残した。
「お前は自分のしたことがわかってんのかよ! ただじゃ済まさないぞ!」
「ぶっ殺すぞ! 俺たちを誰だと思ってんだよ!」
たかがロストくらいで、目の前の男たちは半狂乱になって騒ぎ立てた。
「お前たちがなんなんだよ。俺と敵対するってのか。笑わせてくれるよ。俺は武闘大会で優勝したギルドのリーダーだぞ。お前らなんかにやれるわけないだろうが」
俺の言葉にギクリと目の前の男たちの動きが止まった。
「それに、俺のギルドには、まだランク30台でくすぶってるような奴はいないぜ。全員40台だぞ。本当にお前ら面白いな」
正確には全員40ぴったりなのだが、40台と言っても嘘ではない。
「それに犯罪者システムも知らずに、どうやって敵対するんだ。俺はお前ら全員を教会送りにできるんだぜ。それでも敵対すんのかよ」
「い、いや、ちょっとまってくれ」
「て、敵対はしない」
「そ、そいつは前にロストした装備をやっと取り戻したところなんだ。金はいいから、アイテムだけでも返してもらえないだろうか」
脅しが効かないとわかったら、今度は泣き落としである。
「なんだよ。しけてんな。小銭には興味ねえよ」
俺は地面に落ちていた袋を男たちの方に蹴ってやった。
「あ、ありがとうございます」
そう言って、一人の男がそれを拾いあげた。男たちはそれきり、縮こまって斜め45度の視線で地面を見つめたきり動こうともしない。
「おい、ここは俺たちの狩場だぜ。とっとと失せろ」
俺がそう言うと、男たちは「はいぃ」と悲鳴を上げて逃げるように去って行った。別にそこまでする必要はなかったが、このくらいしておかないと彼らも真剣になれないだろう。
「な、なにもそこまでしなくてもよかったんじゃないのかな」
と、ミサトがぬるいことを言い出した。
「こ、こわいよ~」
「ちょ、ちょっとやりすぎでしたね」
ミサトだけかと思ったら、ハナとミカまでやりすぎだと言い出す。
「そうかな。だけど痛い目みないと本気にならないですからね。せっかく、あんなにやる気があるのに間抜けのままじゃもったいないんですよ。これで本気になったら、甘えがなくなって良くなると思うんですよね」
「お前は悪魔だよ」
とタクマが言った。
「いや、そんなことないだろ。俺だってやりたくてやってるわけじゃないんだぞ。こうしないと、あいつらのためにならないからやっただけなんだ。少しくらい痛い思いもしないと学ばないだろ」
「だからってロストさせることはないだろ。俺もそこまでやるとは思わなかったぞ」
「ロストくらいで騒ぐなよ。一週間もすりゃ戻るだろ」
「いや~、30後半だし、一か月くらいはかかるんじゃないのかな」
とミサトが言いづらそうに言った。
「え?」
「そうだよ。一か月分の経験値がパーだよ」
ハナもミサトの言葉を肯定する。
「マジ?」
「どんなに頑張っても、普通なら三週間だな。あいつらなら頑張ればもう少し早いかもしれないけどよ。それだって朝から晩までやってだぜ」
「い、一週間くらいだと思ってた……」
そうなのだ。フィールド狩りは効率が悪いのだ。そのことをすっかり失念していた。彼らはランクが最も先行していた本気組である。朝から晩までハイゴブリンを狩っていると噂になるほどの本気組だ。
本気組ではありながらも、俺たちが遊びながら休日を挟んだりしてやっていても追い抜いてしまうくらい、効率の悪い本気組なのだ。自分たちが楽にランクを上げてしまったおかげで、すっかり相場を勘違いしていた。普通ならランク30後半ともなれば、そのくらいはかかるのだ。
「い、いや~、悪いことしちゃったかな」
「もっと胸を張れよ。悪魔にしかできないことをやったんだぜ」
焦る俺に、タクマがこれ見よがしな追い打ちをかけてくる。
「さすがに泣いちゃうと思うな」
子供らしい素直なハナの感想に、俺はさらに追い込まれる。
「ずいぶん思い切ったことをすると思っていたら、まさか知らなんだとはなあ」
そう言ってセイジュウロウは笑った。
「で、全員がランク40ってのは本当なのかい」
「ええ、まあ」
「ね、俺が言った通り、こいつぶっ飛んでで面白いでしょう。でも、そんなに悪い奴じゃないんですよ。本気で良かれと思ってああいうことをするんです」
「うむ、面白い」
タクマの言葉にセイジュウロウが大きくうなずいた。
それからは、今のどうだったかなとか聞いてくるミサトの言葉に生返事を返しながら狩りを続けた。さすがに一か月分の成果を飛ばしてしまったのは、俺の気を重くさせる。
向こうがミスを犯したのが全面的に悪いはずなのだが、やりすぎてしまったのは間違いない。
だいたい、どうして自分たちの効率の悪さに気が付かないのだろうか。ゲームとは失敗を繰り返して上達するものだったはずだ。
クレアたちにこのことが知れたら、なんといわれるだろうか。そのことが俺の気をさらに重くさせた。その後は上の空で暗くなるまで狩りを続けた。
当初の目的である慣らしについては、俺が上の空だったせいであまり進まなかった。
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