人生最大の後悔が、私の目の前にある恐怖。

@xxxdo

はじめ書き:確信に変わる瞬間


人はたまにこんな事を言う。

「一生のお願い」、と。

私にはこの言葉が理解できない。「一生のお願い」とは、何だ。

意味を知ってか知らずか人はこの言葉を知っている。どういう意味で個々が使っているのか、皆目検討が付かない。今、この瞬間で、本当に使っていい言葉なのか。


だが、今の私には断言出来る。「一生のお願い」と言ってしまいたい程、他人の助けを請い求めたい気持ちで満たされているからだ。なにせ、私は「今、私の人生においてこれ以上に無い程の後悔」をしている。そう思っているからだ。


いやしかし、もしかしたら今後の人生、またまだ後悔する事があるだろう。もっと辛い事もあるだろう。私は今の自分が無力であり、どうしようもならないと、そう決め付けてしまうのが昔から嫌いだった。でも今は、そう言わざるを得ないのだ。


少なくとも、これ以上の屈辱は無い。


結局は人は、どこかで諦めるという選択肢を選ばなければいけない。だがその諦めるを認識した時こそ、人は変われるのだ。


私は知ってしまった。


私の「後悔」を。


この後悔を克服しなけへば、今後私に人生など無いだろう。それ程の覚悟で私は「人生最大の後悔」と、ここに記す。


この本が完結した時。それは私が死ぬか、人生最大の逆転劇を披露出来たか、どちらかしかない。


だが勘違いはしないでくれ。私は自ら命を絶つ事はしない。したくないのだ。自殺とは、それこそ「最大の逃亡」になる、そう思うからだ。

逃げる事程惨めで仕方が無いものは無いと思う。自ら好機を逃してしまっては、何をやっても成功しない。私はただ、成功したい。それだけのこと。


今の状況を打開したいのだ。


私の「人生最大の後悔」とは、「人の信頼を裏切る事」だ。



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