▼日常【友達】

01 15歳の私達



~15歳~


(私達ズッ友だよね!女達の話)


中学を卒業後高校入学までの期間の春休み自分の部屋でネットゲームに明け暮れていた。


某ネトゲのグループチャットでの会話


私は396という名前でネトゲをしていました。


夜中の1:30頃


......................................................


アクト:今日はどっか狩りいく〜?


メメ:今日は〇〇のダンジョン潜ろうかなってアクトもくる?


アクト:パーティは誰と組む予定?


396:私も入れて〜背中は預けてくれていいのよ!


メメ:396っちいるなら後衛心配ないし3人でパーティ組んで潜ろ〜!私は朝方までinしてる予定!


アクト:俺も!396は?


396:もち!いつまででも〜!!!


アクト:じゃあ決まり!10分後に色々準備して△泉に集合な!


396:おk


メメ:ノシ


......................................................


10分後か〜と時計を確認して装備を調えていると携帯が鳴った。


咄嗟に携帯を開き名前も確認せず

電話に出る


私「ハイもしもし」


?「あ!もっしー!!ミクロン?ゆゆだけどぉ〜」

(私は同級生からミクロンと呼ばれていた)



中学の同級生のゆゆちゃんからの電話だった。耳がきんっとするような甲高い声のゆゆちゃん。ミクロさんが作った友達1号だ。


急いでスイッチを切り替えミクロさん登場



ミ「あ、ゆゆちゃん?こんな時間にどうしたの?」


ゆ「明日さぁお昼からこことみなと4人で遊ぼ〜!高校皆バラバラだし思い出作ろぉーよぉー」



ここちゃんとみなちゃんは2号と3号だ。

中学時代1番絡んでいた面子である。



ミ「お昼かぁ…どこに行く予定?2人は大丈夫だって?」


ゆ「2人は大丈夫だって〜!隣駅で語ったりプリ撮ったり買い物したりしよーよー!てかするっしょ?決まり〜!!明日の12:30に隣駅集合ね〜!おやぁ〜!!」


ミ「え、あ、うん!わかった!」


と答えた時には携帯は切れていてプープーっと寂しい音が鳴っていた。


ふと携帯の時計を見ると後少しでネトゲ内で約束した集合時間

慌てて装備を整えて集合場所に向かった。

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