どうして俺が、女子になる?
火落
アプリケーション・ファンタジー
最近流行りの流行ゲーム【アプリケーション・ファンタジー】人気を博したアプリゲーム。
俺は、そのゲームのランキング1位だった。
「よしっ【コボルト】倒した!」
ガッツポーズをする。このコボルトのと言うカードは、今行なっているイベントで使うからだ。
そして、今日アップデートまであと5分。
ワクワクドキドキしていた。
何故なら、遂に新しいレアリティが、追加される。
あと1分
………………
よしゼロ!
しかしスマホを見ると、いつもと様子が違った。
_______________
あなたは選ばれました…
さぁSTARTしましょう。
________________
「うっ………!」画面が、激しく輝き出して感覚が切断された。
……………………………
「ようこそ! アプリケーションの世界へ!」そう告げたのは、白いドレスを着た少女。
なっなんだ? ここ…… ここは何処なんだ……
「おや? 状況を理解できてない様です。説明しましょう。 あなたは、【現世界ウツツセカイ・リアル】……いや地球のゲーム
【アプリケーション・ファンタジー】と言うゲームはこの世界に呼び出す為の選別と言ったほうがいいでしょう。
2016年の1月から、2017年の1月1日のゲームデータ集計結果では、あなたがゲーム内ランキング1位でした。
そして私はさっき選別と言いました。 何故そうしたか? それは、この世界…… 【文字世界・ディクショナリー】が、バランス崩壊しそうということです」
???
ハテナが五つ出てきた。
うん? 選別? ただのゲームだろ?
【文字世界 ディクショナリー】? 辞書ってなんだ?
ハテナしか出てこない。
「あなたにしてもらう事は、【ネーム・ド・モンスター】を捕獲、そして今回の異世界更新アップデートで追加された。新型のモンスター 【不知火フェニックス【陽炎ダークネス】を捕まえてもらいます。」
急に言われても………
しかし、白い女の人は華麗にスルーして。
「頑張って、現実世界に戻りましょうね? お嬢さん?」
ん…… あれっ! 俺…… 女になってる! なんで……?
「じゃあ、ディクショナリーに送ります」
「最後に質問があります」俺は、疑問に思ったのだ。
「なんでしょうか?」白い服を着た女性は訊く。
「俺のゲームデータは、この世界に同期できないんでしょうか?」
要は、自分のデータを引き継げるかと言う事だ。
「不可能です」
はっきり言われて落胆したが気を取り直し、
「それじゃ、行ってらっしゃい」
「はい」
俺は、目を閉じた。
「ここが、【文字世界・ディクショナリー】………か……」
俺は今とても凄い光景を見ている。
浮島や、虹が重なっている。
様々な天気が混ざりあいバランスを保っている。
すると、「誰かが召喚されたぞ!」と一人のゴツい男がいう。
沢山の人に囲まれている。
そして俺は、屋敷っぽい所に案内されて。
「異世界の旅人さん、ようこそ【文字世界・ディクショナリー】へ。 私の名は【アルカド】この街【幻視街・マボロシ】の領主で御座います。
失礼ですが、あなたのお名前はなんと申しますか?」
【アルカド】と言う人は、流石領主と言うだけあって高級そうなドレス、頭にはティアラがのっている。
「俺っ……いや… 私の名前は、【ライラ】と言います。」ライラという名前は今考えたものだ。
俺なんでライラって名前にしたんだろう。
その場の勢いでやっちゃったんだよなぁ。
まあいいや
「ありがとうございます。 それで次の話なのですが………」
そういえば、俺がこのディクショナリーに呼ばれた理由は、【バランス崩壊】って言ってたな。
「【バランス崩壊】ですね?」と知ってる風に話した。
すると【アルカド】は頷きながら
「そうなのです。【バランス崩壊】と言われる、自然崩壊現象が発生する回数が多いのです。そして原因を調べると、新たに誕生した、【セカンドネームド・モンスター】が、各場所の元々居た【セカンドネームド・モンスター】を操っているということが分かりました………」
成る程、それで新たに誕生したセカンドネームド・モンスター【不知火《】と【陽炎】を捕獲しろということか……
「私っいってきます」
ーーーーーーーーーー
セカンドネームド・モンスターを捕まえに行くと宣言し、街から出て1時間初戦闘だ。
今の、俺はカードを持っていない。なのでこの状況はとても危険なのだ。
「どうするか………」
「ヤバい!逃げろ!!」俺はレベル1 犬型モンスター【ドッグズ】から逃げて行く。
【ドッグズ】系のモンスターは名前の通り、犬が多い。
なので足も速いわけで………
俺は、噛み付かれそうになった時………!
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