オールオブ俺

@Mukuroniwarau

プロローグ~俺~

俺だ。

俺は俺を脱ぎ、俺に着替える。

俺を空け俺を降りると、俺で俺が俺の準備をしていた。


俺「おはよう俺、俺ができてるわよ。」


俺「おはよう俺さん、でももう遅刻しそうだからいいよ。」


俺は小走りで俺に行き俺を開けると俺が差し込む。

良い俺だ。

っとそんな事思ってる場合じゃない。

早く俺に行かないと遅刻する!


俺「おーい俺くーん!」


後ろから俺の声が聞こえる。

振り替えると俺が俺を振りながら走ってきた。

俺だ。


俺「なんだよ、俺も寝坊か?」


俺「えへへ、昨日夜更かししちゃって」


俺「夜更かしして何してたんだよ」


俺「俺と俺で俺を俺してて!俺君は俺した?」


俺「げ!今日俺だっけ!?悪い!後で俺見せてくんね!?」


俺「やーだよー!早く行かないと遅刻するぞ~!」


俺「ったく」


俺は俺を抱えながら俺を背負い直し走った。



ーーーーーーーーーーーーーー




俺「はーギリギリだよ!」


俺「間に合ってよかった!」


俺「よう俺!遅かったじゃないか!」


俺「よっ俺!」


こいつは俺。俺と同じ俺で同じ俺の俺。

俺とは俺からの俺で一番の俺だ。


俺「俺やったか?」


俺「ぜんぜん。俺は?」


俺「あーもー!俺に俺見せてもらおうと思って待ってたんだぜ?」


俺は俺に着く俺を見ながらしぶしぶ俺に座った。

俺め。俺を見せてくれたっていいのに。


と、俺のなかで俺ってると俺がガラッと開き俺が入ってきた。


俺「俺ー!俺に着け!俺を始めるぞー!」


言うまでもなく、俺の俺は散々だった。

やれやれ俺なんて無くなれば良いのに。

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