第2話 王国ラルドと勇者

前回のあらすじを簡単に↓


主人公登場

3大女神登場【ヒロイン】

イケメン登場【サブキャラ?】

クラス転移

✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄


優希「えっと…ここは?…」


俺達は混乱していた。

さっきまで明香達と教室で話していたのだが、突然魔法陣が足元に現れ、数秒もしない内に俺達は光に呑み込まれた。

気づいた時には俺達は知らぬ場所に転移していたのだ。

そして今に至る。


明香「優希!大丈夫?」

杏奈「優希くん!怪我はない?」

美紗希「優希!具合悪い所とかない?大丈夫?」

優希「あぁ、大丈夫だよ。皆ありがとう」


突然クラス転移したのにもかかわらず、自分の心配よりも優希の心配をする優しい3大女神達。

その光景を見ていた男子達は殺意と嫉妬のこもった視線を優希に向けている。

女子達は、なぜかニヤニヤしながらこちらを見ている。


「あいつだけずるいだろ」

「俺達の女神と楽しそうに話やがって、お前みたいなやつが釣り合うわけねーっつーの」

「ネクラのくせに…ネクラのくせに…」


女子達は省略


俺達が話してる間、突然扉が開いた。

その扉から入ってきたのは、国王らしき人物とメイド服姿の女性が2人。

そして…


「おいおいなんだよあの綺麗な女」

「やべー超好みなんだど」

「ぐへへへ…ぐへへ…」


1人やばそうなやつがいるが、無視しよう。

そして、出てきた少女は青いドレス着ていて、顔立ちは男女が思わず見とれてしまうほど整った容姿をしていた。髪は綺麗な銀髪だ。

まさに「美少女」と言う言葉がふさわしいだろう。


「まずは自己紹介からしよう私はこのラルド王国の国王 バルドス・ラルドだ。そして、」


「皆様初めまして私はこのラルド王国の第一王女

システィーナ・ラルドと言います。

今回皆様は勇者として召喚されました。

何故?と思う方もいるでしょう。その事について今から説明させていただきます。

まず、今いる場所は五つある王国の一つ、ラルド王国です。次はこの世界についてですが、この世界の名はアルトメア、様々な種族が暮らしています。人族 魔族 エルフ 獣族 龍族がこの世界には存在します。神族もありますが、今では伝説とされています。王国は5つあり、大陸は3つあります。

そして、皆さんがこの世界に勇者として召喚された理由ですが、魔族の王 魔王を勇者様達に討伐して欲しいのです。3年前に魔王が復活してから、魔物の数が急激に増え、被害報告数も急激に増加しています。

どうかこの世界を魔王から守って頂けないでしょうか?もちろん皆様には安定した暮らしを保証致します。

どうか…どうか…シクシク…お願いします…シクシク」


王女は泣きながらも頭を下げ優希達にお願いしている。


「国王の私からも頼む、どうか…どうか…」


国王も頭を下げつつお願いしている。

その姿を見たクラスメイト達は


「ど、どうするよ…」

「どうしようって言われてもねぇ…」


クラスメイト達が困惑する中、ある男が立ち上がった。


聖也「王女様、その勇者の役目俺はやります!。」


システィーナ「ほ、本当ですか!?ありがとうございます…うぅ…」


聖也「皆!一緒に勇者として、魔王を討伐しようよ!そしてこの世界を救ってあげようよ!」


それを聞いたクラスメイト達は


「聖也がやるなら俺はやるぜ!」

「まあ聖也が言うならやろうかな私」


と、次々と皆が言っていくなか、俺は王女様に質問した。


優希「あのー、魔王を討伐したら元の世界に帰れるのでしょうか?」


それを聞いたクラスメイト達は「確かに元の世界に帰れるか帰れないは重要だよな」

と言っている

その質問に王女は…


システィーナ「すみません、それはわかりません。元々召喚した時点で元に返す方法がないのです。本当に申し訳ありません……。」


そう言うと、クラスメイト達は「えー帰れないのかよ、じゃあ魔王討伐するの辞めようかなー」

「ふざけんなよ、はやく元の世界に帰る方法を教えろと言う言葉が飛び交う中、国王がこう切り出した」


バルドス「元の世界に帰る方法だが、一つだけある」


国王がそう言った途端、クラスメイト達は黙りこんだ」


バルドス「この世界は神が作った世界と言われている。それ故にこの世界には神が存在する。

そして、魔王を討伐した者には神が一つだけ願いを叶えてくれると言われている。」


国王が話し終えた途端、クラスメイト達には元の世界に帰れるとゆう希望が出た瞬間だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る