このすば~特典は神々の恐れた暗黒の剣~

@kai103

第1話転生

如月凍夜きさらぎとうやはとある交通事故にあった。犬と散歩していた一人の少女を助けようとして死んだ。そのはずなのに何故だか不思議な空間にいた。そこには一人の美少女がいた。


「私は女神のエリスと言います。突然ですが、貴方は死にました。貴方には三つの選択肢があります!ひとつは天国に行きただ日向ごっこをして過ごすか、二つ目は地球に記憶を消して転生するか。もしくは特典をもらい異世界にいくかのどれかです。異世界を選択した場合は魔王を倒してくださればどんな願いもひとつだけ叶えます」


「エリスさん……さとうかずまって人はそこにいますか?」


「え?ええ、いますよそれがどうかされたんですか?」


凍夜の質問に戸惑いながら答える女神エリス。凍夜は少し安心したように言った。


「異世界に転生でお願いします」


「わかりました。では、こちらのなかからお選びください!」


凍夜はそこにある特典を見ていた。そしてひとつの特典を選んだ。それは


「これでお願いします!」


「え?こ、これは……暗黒のエクスダークネス⁉またの名を暗闇神の剣。闇を生み出し光すら弾く剣⁉」


「どうかしました?」


「こ、これをどこで?」


「え?普通にありましたけど?」


エリスが驚きながら聞いてきたので凍夜は答えていた。

エリスが驚くのも無理はない。あの剣は凄まじい力を秘めているがそれだけ危険な神器だ。そのため見えないようにしてあったのにも関わらずそれを出してきたからだ。


「この剣は危険ですよ?この剣は他の神器とちがって売ったりもできない。肉体と同化し出てこい都念じれば出て来て消えろと念じれば消えるそんな剣です ⁉」


「危険なのはわかっていますよ。それでもこれを選びました」


「わかりました。転生を始めさせていただきます。」

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