輝きに満たされて

 大きな宇宙の小さな箱庭で今日もまた朝日に起される

 やあ ごきげんよう青い空よ

 今朝も君は白い雲を浮かべてご機嫌だね


 少しひんやりとした風 妖精を連れて

 いつも寝不足の僕の頬を撫でていく

 ほら 目覚まし時計を確認してってね


 何が欲しいの?何でもあるのに

 ここ以上の楽園はどこにもないよ

 優しい愛と安らぎに満たされて眠れる場所は


 小鳥達が無邪気に遊んでる

 いつもの風景に安心して安らげる

 見えない何かに見守られているのが分かる


 いつもいつも時計との追いかけっこ

 世界を味わう余裕すらなくて

 だけどね いつでも帰ってこれる


 大きな大きな大きな何か

 ずうっと昔 この世界が産まれた時から

 いつだって 今だって 世界の全てに満ちて


 ふとそれに気付けたなら

 きっともっと優しくなれる

 ずべての存在に愛を注げる


 ずっとずっと待っているのかもね

 最後までそれに気付けなくても

 見えていてあえてそれを否定されても

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る