構成=非≒物質
本陣忠人
前書き的な何か
僕の作品を読んでくださっている数少ない方たちに向けてのエッセイっぽいもの。
そんな奇特でセンスありまくる人々は僕の稚拙な文字の羅列を追いながら――或いは追う中で、恐らく心の何処かで思ったはずだ。
「コイツ…◯◯の
その感覚は勘違いなんかじゃなくて、きっと正しいものな訳で。
僕の産み出すものは物語に限らず、絵でも、音楽でも。
僕が表現したあらゆる創作物は少なからず、他者の影響を受けているんだと思う。
言い訳がましい自己弁護にはなるけれど、検索窓に数行を打ち込めば信者とアンチの意見がごまんと表示されるこのご時世。
現存しない、何か凄くセンセーショナルで画期的な表現を思いつく人なんて皆無だと思うし、何ならゼロに近いんじゃないかと個人的には考えたりもする。
僕の好きな漫画のキャラも言っていた。
既存の要素を混ぜ合わせて、如何に自分の感覚で纏め上げるのかが大事だって。
そんな遣る瀬無い現実を踏まえた上で、更に恥の上塗りの如く弁明したいと思ったし、同時に僕が素晴らしいと思ったものを紹介したいと漫然と考えた。
現在へと至る不格好で歪に曲がった道の中で自分がどんなものに影響を受けて、それをどういう風に落とし込んで吐き出しているのか。
そういうのを真面目に整理して考えてみるのもたまには悪く無いし、案外面白いんじゃないかなぁと。
てな訳で、自分が影響を受けたと思われるものを片っ端から挙げてみようと思う。
自身のルーツ的なものを端から端まで掘り出してみようと思う。
小説投稿サイトに掲載するものなので、初めは小説部門縛りでやりたいと思っているのだけど、その内ネタ切れするだろう。
そしたら漫画とかアニメとかを含めて、色んなジャンルについてのんべんだらりと語ろうかなと青写真めいた予定を立てていたり。
何かの縁で『これ』に行き逢った貴方が、暇を持て余してどうしようも無い時。
そんな空白を埋めるためにお目汚しにでも冷やかしてくれれば、駄文製造機の身の上としては結構救われる感じです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます