辛い事も多い、理解されない事もある。それでも介護の仕事に生きがいを感じ、世の中のために働きたいと願う人たちの物語、読んでいてとても心に響きました。
自分の周りには介護の仕事をしている人がいるわけでも無く、介護を必要としている人もいないので、まだ介護職をちゃんとは理解できてはいないと思います。だけどそれでもひた向きに頑張り続ける四人を見ていると、頑張れとエールを送りたい気持ちになります。
いつか自分も介護を必要になる日が来るかもしれません。
その時支えてくれる人とちゃんと向き合えるよう、もっと介護に対する理解を深めていきたいと思いました。
大変勉強になる素晴らしい物語を、ありがとうございます。
作者からの返信
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
レビューも嬉しかったです。
完結、お疲れ様でした。
いずれは我が身と思いながら拝読しておりました。
最初は、単独のピースだった四人が枠の中にきれいに収まって行く展開が素敵でした。
同じ思いが四人を繋いだ気がして、とても感動しました。
一人ではないんだと。同じ思いの仲間がいるのだと。
また、腹立たしい登場人物が、本当に腹立たしくて、四人と一緒に憤り、悲しくなり、作者様にしてやられました。
大変な思いをした四人ですが、それぞれが信じる道へ渡り、寄り添い、選んだ現場を大切にしてくれて良かったです。
素晴らしい物語を、ありがとうございました。
作者からの返信
こちらこそ、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
また、レビューも嬉しかったです。
4人に寄り添うように読んで下さった八住さんに、感謝感謝です。
若い頃から、自分なりに信念を持って仕事している介護士さんの葛藤が、それぞれの場面でノンフィクションのように迫ってきました。
最後は、個人としての幸せと、仕事に対する答えのようなものを見つけて、安定してゆく気持ちに触れることが出来てよかったです。
現実でも、このような健気な若い職員さんに、日々小さな幸せや達成感を抱きつつ頑張ってほしいと思います。
個人的には、ドクターストップで退職した最後の仕事が介護でしたので、この物語は、その時の悔しさや挫折感に対する癒しでした。
やり甲斐は、搾取されるものでも幻想でもなく職員の心の中にあって、その時点で価値があり、無駄ではなかったと考え直すことができました。
本当に良い作品でした。ありがとうございました。
作者からの返信
返信が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。
介護職経験のあるかたに読んで頂けて、光栄です。
最後までおつき合い下さり、ありがとうございました。