都立魔珍癌高校 

スペルマ

第1話 嵐を呼ぶ転校生、純一

オレの名前は純一、身長が210センチ在って眼鏡の素材が超ダイヤモンド合金なことを除いてまったくもって普通の男子高校生。

趣味は人助けと強姦、でもこまったことに、新しい転校先のマシン・ガン高校は男子校と来たものだから、チンポがしばらくお留守番となるわけだけれども、今回ワタクシ純一がこの高校へ転校するかというと、日本政府からの要請でワタクシはマシン・ガン高校の秘密を探りださねばいけなくなったんですよね。

マシン・ガン高校の校長、鬼瓦髭脱毛は第二次世界大戦の時に褌一丁で裸特攻(ネイキッド す~サイドアタック)をアメリカ軍艦にて行い、合計3隻もの軍艦を沈ませずに熱で溶かしたという伝説を残しているヘルい人物なわけです。

おやおや高校が見えてきました、私の輝かしい密偵高校生活の始まりです。ワクワク。


学校の門の上には男子学生のイチモツが並べてあった。血が垂れ落ち、男性諸君なら耐え難いであろうものを純一くんはスルーして門を抜けた。

「ここはそういう学校だから」

そう、ここはそういう学校なんだ。


防弾チョッキと世紀末を思わせる肩パットをぎっしりと装備した高校教師が彼を迎え入れた。

「君が純一くん?ここは危ないよ、ほら、これをあげるからね」

彼が純一に手渡したのは鎖鎌だった。

「自衛は自分でしろということですか」

「そう、ここはそういう学校だから」

そう、ここはそういう学校なんだよ。


「さあ校舎へ入ろう、背中を誰にも見せちゃいけないよ」

高校教師の言うとおりにあたりを警戒しギョロギョロと視覚を右へ左へ動かしていたところ、上空から降ってきたぞ!!

矢だ!矢だ!嫌だ!!!!


高校教師の頭骨を貫き全弾命中、必死!!


校舎の上から声が聞こえてきた、猛々しくも邪悪な声が。

「ウヒヒヒ、転校生、お前らは俺達の洗礼を受けることができるだろうか」

モヒカン頭でアフリカンスタイルのペニスケースを付けたほぼ全裸の露出狂がこちらに向かってそう発言してきた。


「受けて立つぞペニスケース」


鎖鎌を持ち、戦闘態勢に入る!!

空から降ってきたぞペニスケース男が、一瞬ナニが見えたがそれは無かったことにした。


あたりに緊迫とした空気が立ち込めた、これは戦いの空気。

殺気と汗が混じった血の気の多い香り。


どちらが先に手を出すか、次第にギャラリーが集まり、賭け事が始まった。


純一は鎖鎌を相手に向かって投げた!

一見これはあまりにも愚かな判断だ、唯一の武器を相手に向かって投げるなんてあげてるもんじゃないか??

純一は普通の男子高校生だ、在ることを除いて!!


鎖鎌を簡単に掴んで振り回し始め、純一に突進を仕掛けてきたペニスケース、絶体絶命!


純一、恐れることもなく勇敢にこちらもまた突進だ、ステゴロと言うわけか!?

いいえ違います!

超ダイヤモンド合金の眼鏡を振りかざして相手の腹を抉った!

飛び散る血しぶきは時代劇のそれを思わせた!!


ペニスケース、完敗。


純一、ダイヤモンド勝利。


すごいぞ純一、これでこそニッポンの誇るる純一だ。

やっぱり純一は一味違う。


純一すごいぞ。


熱い死闘の後、ペニスケースに賭けていた学徒どもが暴れだした。

なんて自分勝手な奴らだ、これがギャンブル。

負けが負けと認められない哀れなスチューデントたちだ。


純一は常識を肉体を持って彼らに叩きこむことにした、ペニスケースのペニスケースを拾い上げ、暴れる学徒どもの服をペニスケースで一刀両断。

これぞニッポンの侍、最後の侍純一だ。

すごいぞ純一。



!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



「アレが転校生の純一か」

髭面の大男がワイングラスを揺らしながら巨乳のバニーガールに問いかけた

「左様であります、洗礼を受けて生き残った学徒は彼とミッドナイト竹中くらいです」

「これは見ものだ、ミッドナイト竹中のように学内クーデターなどを試みなければいいのだが。」

またワイングラスを揺らした、ちなみに中身は90年台に猛烈なブームを巻き起こしたことで知られる、ナタデココである。


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


つづく

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