いずれ思い出す私の記憶
ナプキン
第1話
自分が目を覚ました時周りには大勢の人が倒れていた
「・・・・・・どういうことだ?」
そこには大けがを負った女性がいた
何かを思いだし始める自分
「大丈夫貴方を見捨てたりしない、私の大切な人だもの」
自分はあの時誰かに助けてもらい断崖の岩に隠れるように休んでいたんだっけ?
ガチャッ
そんな音がいくつも聞こえた
「・・・・・本当、邪魔者ばかり嫌になる」
ドンドンドン
パパパパパパパパパパ
とその音は響き渡る
「諦めきれないの私たちは始まったばかりなのよ・・・・・・こんなのひどすぎる」
パパパパパパパパパパ
「諦めない死にたくない、やっと家族になれたのに・・・・・これからだっていうのに・・・」
ドン
まるで何事もなかったかのように静かになるのだった
そして回想は終了する
「・・・・あなたは誰ですか?」
「・・・・・・そうか・・・・・・・やっぱりそうなのね・・・私ねもうすぐ死ぬの」
と震えながら首にかけてある青色のペンダントを自分に渡す
「このペンダントね・・・・あなたがくれたの・・・私の宝物・・・・その中に小さいチップが入っているからその中を見て真実を知りなさい、あと私たちの思い出も入っているからその時でもいいから私を思い出して」
その言葉を最後に女性は目を閉じる
その時自分は急いでここから離れないといけないと感じた早く逃げないといけない
と立つのもやっとの状態でゆっくり歩くのだった
やがて体力がつきその場に倒れるのだった
場面は変わりある二人組が話している
「あれから1週間がたつのか、ありゃ悪夢だ、アイツのせいで危うく俺たちの組織はなくなるところだった」
「ちゃんと処分はしたでも肝心の組織の機密情報は彼女からは見つけきれなかった」
「おいおいそりゃまずいじゃねぇかもしあの情報が世界に知られたら俺たち終わりだぜ」
「そうならないようにまずは彼女にかかわってきた人を徹底的に探すその誰かに渡している可能性が高いからな」
「マジで勘弁してくれよ、どこまで俺たちをめんどくさいことをさせてくれるのかね・・・ステラさんは」
そこで二人組の話は終わるのだった
「俺には誰も助けられないと思うんだ家族だろうが仲間だろうがだれも、だからもうぼくは何もしたくないこのままぐっすりと永遠に起きなければいいと思う」
「そんなことしなくてもいいよ、それに私ねあなたと一緒に生きて楽しかった、これからを生きたかったのでもあなたを救えなかった、ごめんなさい私を許して」
「・・・・・・・・・・すまない、君のことを思い出せない・・・だから君の話していることの重要性を僕はまだ知ることができない」
「・・・知っているよあの時の貴方ずいぶんとボロボロだったもの。私と一緒逃げたら捕まる可能性があるからって別々逃げてまた会いう約束はしたけど、その間に何かあったと思うの」
「・・・・・本当にすまない」
「いいえ大丈夫ですよ・・・・そのペンダントに私の能力である“憑依”で私が取り付いているの、それはね物でも人でもなんでも取り付くことができるのそして今は貴方にとりついているの続きはまた今度お話ししましょう」
「また?」
「ええあなたもうすぐ覚めるんですもの今日のお話はここまでだね」
そこで目を覚ます自分
「・・・・・朝か」
そこで気づく自分がベットの上で寝ていることを
「ハッ!!起きた、ワタリさんけが人がおきましたよ」
そこには二人の人物が立っていた
「どうやら起きたようだね紹介しよう僕の名前はワタリ・ヨウイチです、こちらがシズカ・マヒルといいますほかの人たちもいますが今外出中なので後ほど紹介いたします」
「ここはどこですか」
「あなたは私たちが帰る途中に倒れていたのをシズカさんが見つけてくれて治療をしてくれたの、もうあれから1週間がたちます、あなたはあそこで何をしていたのか教えてくれませんか」
「・・・・・・すまない実はあの時以前から何があったのかはっきりと思い出せないんだ」
「記憶喪失のようだなまあ時間が立てば治るだろう」
「それもそうですねでは私たちはこの部屋を出ます念のためあと1日は休んでください」
「あのマヒルさん一つ聞いてもいいですか」
「はいいいですよ」
「それじゃ僕は先に出ているよ、急ぐ必要はないからね」
「はいわかりました」
といいワタリは外へ出るのだった
「それで何の用ですか?」
「ここはどこなんですか?」
「え?あ~そういえば言っていなかったねここはね新聞社OMSG(面白いものを求めて世界へゴー)という会社なの、ほら今の時代って能力とか当たり前になっているでしょう?バカなことする奴いるでしょう、そしてそれをネタにすれば結構儲かるのよって私は思っているの」
「そんな都合よくいくか?」
「都合よく言っているから私たちは今まで生きてこれるんじゃない・・・・・それであなたこれから行くあてとかある?」
「・・・・・・いやないな」
「ならちょうどよかった今すごい人手不足だからしばらくここに住みこんで一緒に手伝ってくれないかな?」
「・・・・・わかったそれじゃしばらくの間お世話になるよ」
「ええそれはよかった、でも今日は休んでね、それじゃまた明日」
といい外へと出ていくのだった
「時間もあることだしもう少し眠るか」
と静かに目を閉じるのだった
もしもし
大丈夫
逃げて私が抑えるから
ねえ二人とも
また会えるよね?
私待っている
待っているから
無事でいてね
おかえり
この言葉また言うのを待っているから
だから
だから
無事に帰ってきてね
待っているからね
約束だよ
「!」
と勢いよく起きるのだった
「・・・・・・・・・・・・・何だ今のは」
「あの子私に妹なの」
「・・・でももう会うことはできないのだろう?」
「ええだからせめて最後にあの子にもう一度、きちんと話したいの、お礼を言いたいの、そして謝りたい、じゃないと心残りが多すぎる」
「そうかなら早く見つけることができる用の僕も協力するよ」
「ありがとうあなたも早く私のことを思い出してね」
そのころ
どこかの研究所で話す二人組
「それにしてもあの爺さんいい趣味しているよな」
「アイツが勝手に持って行った情報を速く破壊しないと・・・・・・わかっているよな」
「ヘイヘイ分かっているよそれが俺たちの仕事だろう行こうぜ、ワイト」
「命令口調で話すな俺の方がお前よりも上司なんだぞ、それにその口調どうにかならんのか聞いていてイライラしてくるぞ」
「そればかりはどうしようもないなあ・・・・・・・・ところでよワイトあの子大丈夫なのかあんな失敗物ばかり入れられてよ」
とある巨大なカプセルに目を移す
そこには一人の女性が入っているのだった
その女性には針が刺さっており何かを注ぎ込まれているのだった
「そしてもう一つが体は生きているのに意識がない抜け殻こいつには何もせんのか?」
「ああしないよそいつはステラが能力を使っている証拠にもなる、いずれここにも来るだろうその時は姉妹の再会を果たすことができる楽しみじゃな」
と一人の老人笑いながらやってくる
「変態が来たもう行こうぜワイト」
「・・・・・・それもそうだな悪いが俺も付き合いきれんこんなものの警備ぐらい自分の金でやったらどうだ?いくらでもあるはずだろう?」
「それもそうなんじゃがわしはお前さんたちを見込んでいるんじゃよ」
「くだらん行くぞアウル」
「へいへいっとそれじゃまた今度ね」
といい出ていく二人
「この女の体はすごいの普通ならばこの“バーサーカ因子”を入れられても2週間耐えるとは驚きじゃよ、この様子だとまだまだいけるな楽しみじゃのわしの研究を完成させ姉と戦わせる・・・・・・・笑いが止まらないな」
と不敵に笑うのだった
いずれ思い出す私の記憶 ナプキン @dck
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