スキル「プロアクションマジリプレイ」が凄すぎて異世界で最強無敵なのにニートやってます。

第15話 レベルとスキルと新たなコード！

正直に言おう、蛇ラビットは何も出来なかった。

デカスギが木刀を構えたと思ったら一人飛び出して滅多打ちにして倒してしまったからだ。

だがこれでも経験値は入るらしくワタワタと学校で渡された木刀を用意しているだけでレベルが上がってる筈とヤバイが言う。

「学校で習ってると思うが初めての戦闘で全員レベルが2になって最初のスキル『オープン』を会得してるはずだから使ってみろ、『スキル、オープン、発動』だ」

「「スキルオープン発動」」

ををっ半透明のメニュー画面が出てきて現在のレベルと消費の項目が出た！

「これも学校で習ってると思うがそのレベルを消費してステータスを伸ばすんだ。伸びたステータスに応じてレベルが10上がる毎に条件を満たしていたらスキルを会得できる。」

二人がステータスに割り振る画面で初めて自分のステータスを見ているのだろう、色々と悩んでいるようだ。

だが、ゴンザレス太郎は迷うことなくレベルを神力に投資する！

理由は簡単、デカスギに任せておけば何もしなくてもレベル上げられるし絶対に有る筈だと確信しているからである…

『レベルMAX』が！

その後もデカスギ無双は続きレベルが9回上がったところで神力が5000を超えたのでヤバイがデカスギの倒した『カタツムリゴブリン』の素材取りをしている間に皆に聞こえないように…

「スキル『プロアクションマジリプレイ』発動」

久しぶりの心臓のドクンって鼓動の事を毎回忘れて驚くのは毎度の事で直ぐに落ち着いて操作を続ける…

『コードナンバーガチャ』の項目をタッチして…

『神力5000を消費してガチャを回します宜しいですか？Y/N』

勿論yesだ。

Yの部分をタッチしたら三回目にもなれば慣れた立体的な宝箱が出てきて自然に開く…

そして、中から一枚の紙が浮かび上がり開いてそこに書かれていたのは…

『アイテム減らない 14E14030 1A935521』

「…マジで？！」

突然の叫び声にパーティー全員に注目されるのであった。