第10話 スキルのルール
「なんで?!なんで?!なんで?!」
袋を何度開いて中を覗いてもそこにあるのは銅貨2枚、日本円換算で20円であった。
「ハハッなんだ夢だったのかよ…」
落ち込みつつお母さんが呼んでいるので朝御飯を食べようとベットから立ち上がった時にそれは聞こえた。
「チャリン」
枕元から金属の何かが落ちた音がしてゴンザレス太郎は床を見ると…そこには白金貨が1枚落ちていた!
「えっ?!うそっ?!じゃあやっぱり夢じゃなかったんだ!」
それを拾い上げ、袋に入れると消えそうだったので大切にしている犬っぽい魔物のぬいぐるみの口の中にそれを入れた。
このぬいぐるみの口の中には作った人が手抜きをしたのか喉の奥に隙間がありその中に隠したのだ。
そしてゴンザレス太郎は一つの仮説を考えた。
「もしかして、眠るのがトリガーなのか?」
そのあと試しにスキルを発動させてみたが使用したコードの紙は消滅するらしく入力した中身も覚えてなかったので再度発動させることは出来なかった。
だが再びくじで引ければ問題は無いと考え手元にある白金貨1枚を大事にして再びくじを引ける日を楽しみにするのだった。
そして、一年後。
ゴンザレス太郎は7歳になり念願の5000神力が学校に行く前に貯まった!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます