花昏心中
春の野山が薄暮に濡れたら
あなたを追いにゆきましょう
花野も今は 黒ずんで
あなたの瞳も 暗いまま
ただよう夜露は草花見つけ
朝まで短な添い寝です
わたしはあなたに
会えるでしょうか
あなたはわたしに
気づくでしょうか
あなたの首の まうしろで
老いた古木の一枝が
わたしを手招き
しています
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます