湖の境界線

ハローイチイチゼロサン

歌詞

長い冬を越え

雪を割り 芽吹くよに

磨いた夢 旗を揚げる


水面に映る 猛き姿


金色の印旗をなびかせて、

声を上げる 声を上げる

高らかに 高らかに


衆目見るべしこの勇姿

かがやく錦のたてがみ

この世のだれもがうらやむ

かがやく錦のたてがみ


なのにまわりはやけに空虚

振り返り気づくでしょう

そこには誰もいません


そこには誰もいません



湖の境界線 立つのはひとり



水面に映るあなたは あなたを裏切りはしない

風はただ見てるだけ 髪を静かにゆらすだけ


たてがみ、誰に見られねど、つねに変わらず美しい

報いは水面の中に 例えば水面の奥に



湖の境界線 立つのはひとり



たとえひとりぼっちでも、わたしはあなたを笑わない

おひさまは見てるだけ


水面の犬はあなたをただ静かに眺めてる

報いは水面の中に 例えば水面の奥に

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湖の境界線 ハローイチイチゼロサン @hello1103

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