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ある日、突然、

今の生活が嫌になる。

いつもの通勤路も職場も

友達も恋人も家族も

全部に不満を感じて、

不安を感じて、

全てを脱ぎ捨てて知らない街へ

行ってしまおうか、なんて。

今日も私は「いつも通り」を過ごす。






彼氏がいれば幸せ。

今、幸せじゃないのは

きっと彼氏がいないから。

彼氏がいればきっと幸せになれる。






好きな食べ物が一緒だった時、

二人でビックリして

二人で笑ったね。

「焼肉が好き」なんて

けっこうな確率だよね。

それでも嬉しかったんだ。






洗面所で隣に並んで歯を磨く、

こういう事が幸せなのかな?






私はこの世界で何十年も生きてきて、

知らないことばかりだ。

この世界の歴史を授業で少し習った

くらい。偉い人たちの人生を

少しだけ知ったくらい。

同じ世界なのに

遠くの国のことも知らず

私は、私達は死んでいくのね。






些細なことで傷ついてしまう。

貴方にとって些細なことでも

私にとってはとても痛い。

些細なことでも心が痛い。

私はどうかな?

知らない誰かさんの心を痛めて

しまっているのかな?






会いたいんだ。馬鹿野郎。

さっさと会いに来い。






お酒を飲む。

目の前に貴方がいると

勝手にアルコールの度数が上がる。






映画を観ました。

隣にいる貴方が柄にもなく

涙を流しているから

なんだか嬉しくて涙がでた。






私には秘密がある。

大好きな人に嫌われたくないから

秘密を隠して、

たいして好きでもない人の隣にいます。

その人になら嫌われてもいいから。






わたしの目の前にいる彼は実は、

人工知能のロボットだったら

面白いのにな。

さらに友達も家族もロボットで

わたしだけ人間だったら

面白いのにな。






言葉だけで顔も知らない人達を

感動させられるかな。







眠いです。



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