第20話 草原を突き進もう2
始まりの街・東門で起こってしまった珍事件のイライラを消化しに、草原エリアに出撃です!!
その前に、ステータスを確認しておきましょう!!
プレイヤーデータ
name アリア
性別 女性
種族 半森人族
class Flager【Ⅰ】
skill
【旗槍術】Lv15.【召喚術】Lv10.【錬金術】Lv10.【鑑定】Lv9.【MP強化】Lv5.【Atk上昇】Lv5.【End上昇】Lv7.【HP強化】Lv3.【召喚獣強化】Lv2.【物攻耐性】Lv2
sub
【森の導き】【地図作成】
所持SP 9ポイント
skill
【旗槍術】Lv15
【槍術】、【棒術】からの統合派生スキル。旗槍に関する技術が得られる。また、【槍術】と【棒術】の一部のアクティブスキルは使用可能。スキルレベル上昇により、アクティブスキル獲得。
アクティブスキル
〈一閃〉〈薙ぎ払い〉〈二段突き〉〈鼓舞〉〈勇気の旗印〉〈ブレイブ・オーダー〉〈ガード・オーダー〉
〈守護の祈り〉
【召喚術】Lv10
召喚獣を呼び出し、戦闘に参加させる事ができる。
召喚可能枠(1/2)
アクティブスキル
〈初級召喚〉〈眷属召喚〉
【錬金術】Lv10
錬金術による生産に関する技術を得られる。今は初心者。スキルレベル上昇により、アクティブスキル獲得、生産品の品質向上。
アクティブスキル
〈抽出〉〈錬成〉〈変換〉
こうしてみると、結構スキルレベル上がってますね~。
使える手札が増えていくのは、大変喜ばしい事です。
パッシブスキルも少しずつ育ってきているので、これから益々補正が高くなるはずです!!
そして、問題が2つ…いや3つですね。
先ずは、見慣れないSPというポイントです。ゲームスタート時には無かった筈なんですが…。
SP……そのままズバリ、スキルポイント、とか?
このゲーム、能力とかはスキル依存なのに、新しいスキルを入手する機会が少ないような……。
まぁ、現状答えが出ないので棚上げしましょう、そうしましょう。
どうしても知りたくなったら、ゲーム内の攻略情報でも漁りましょう。
そして2つ目は………ええ、もちろん、分かりきっていた事なんですけどね。
やっぱり、【旗槍術】では攻撃するアクティブスキルは手に入りませんか…。
まぁ、仕方ありません。バリドさんも仰っていた通り、私達はあくまでも支援職ですからね。地道に、育てていきましょう!!
そして、最大の問題が【召喚術】の〈眷属召喚〉ですね。
何を持って眷属なのか、寧ろ眷属なんていつの間に手に入れたのかも覚えてないです。
身に覚えのない行動でもしていたんでしょうか、私?
……若干(以上)不安を覚えますが、とりあえず試してみるべきです!!
というわけで、さっそくやってみましょう!!
「〈眷属召喚〉、発動!!」
〈初級召喚〉と同じく、私の足下に魔法陣が展開されましたが……どことなく違和感が………?
あ、最初の魔法陣と今回の魔法陣、微妙に書かれている文字が違うんです!!
きっとコレが、違和感の正体ですね!!
『以下のリストから、召喚する眷属を選んで下さい。』
おおう、びっくりしました!!
人が色々と考え事している時に、突然声かけちゃダメだよねぇ~。
そして目の前には、空欄しかないリストが…。
あ、1番上に名前がありましたよ!!
「え~っと、ネーラ?」
声に出して告げた途端、足下の魔法陣が輝き始めました。
あ、これはまた、詠唱入れないとファンブルするパターンのヤツですね……。
はぁ、周りにプレイヤーさんが多いけど……仕方ないか………。
「我は代償を示せり。結ばれし縁により、我は再会を願う。〈召喚陣・再臨〉」
「キュ、キュワ~!!」
無事に成功したみたいですね!!
「ネーラ、またよろしくね?」
「キュワ、キュワワ~!!」
嬉しそうに飛び跳ねてくれるネーラの姿に、何だか癒やされる気分です!!
「それじゃあ、ネーラ!!今度こそ、勝つよ!!」
「キュワキュワ!!」
いざ、草原エリアにリベンジ開始です!!
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