5話
「じゃあ、茉奈ちゃん行こうか!どこの部活がいいかな??」
約束してた通り、寧々ちゃんは部活案内をしてくれることに。
「文化系だよね〜…でも一応運動部覗くだけ覗いてみる?高校から始めてインターハイ行く人もいるんだよ!ほら、例えば……」
この学校には珍しい部活もたくさんある。
競技人口が少ない分、頑張れば高校から始めても全国大会に行く人もいるらしい。
「でもまずは、文化系から覗こうか!
えっとねー!ここまっすぐ行ったら家庭科室でその隣が被服教室……………」
家庭科部、美術部……!?天文部なんてあるの…?
星見るのとか楽しそうだなあ…
「あっ、第五教室は…写真部だったかなあ」
「写真部!!」
第五教室を覗いて見ると、真っ暗で誰もいない
「あ、今日は活動してない日みたい……写真部興味あるの?」
「うん、パンフレット見て綺麗だなって」
寧々ちゃんは、あぁ!だと言うみたいにパッと表情を明るくした
「すごいよねえ!あれ!学校のホームページの写真も写真部が撮ってるんだよ!!
確か写真部にも全国大会があって、中学の時に全国優勝してる子もいたっけな!
……確かA組の……何さんだっけ……
喋ったことなくて…、っと申し訳なさそうにする寧々ちゃん
「A組って特進クラスでしょ!??すごいねえ!」
うちの学校は、A組が特別進学クラスで中学からの持ちあがりの子たちの中でも成績優秀な子が集まるクラスだ。
そして横並びにB〜E組まである。
頭も良くて、部活でもいい成績を残すなんてすごいなあ
...
「えっと…ここは剣道場かな
普段は剣道部員以外立ち入り禁止なんだよ。」
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